M1プロセッサを搭載した新型iPad Proは、まもなくアーリーアダプター向けに出荷開始予定です。そのため、当然のことながら、新型タブレットの初期ベンチマークデータが早くも公開され始めています。
MacRumorsが本日報じたように 、Geekbenchのウェブサイトには、M1プロセッサ搭載iPad Proの初期ベンチマークが合計5つ掲載されています。これらの結果から、最新のMacBook Air、MacBook Pro、Mac miniモデルと同じプロセッサを搭載した新型iPad Proは、前モデルと比べて大幅なパフォーマンス向上を実現していることがわかります。
具体的には、50% の増加です。
それぞれのスコアは12.9インチiPad Proのものです。この大型タブレットの平均スコアは、シングルコアで1,718、マルチコアで7,284でした。これは、A12Zチップを搭載した前世代のiPad Proのシングルコアスコア1,121、マルチコアスコア4,656と比較すると低い数値です。
しかし、元のレポートには重要な情報が記載されています。
注目すべきは、A12X チップを搭載した第 3 世代 12.9 インチ iPad Pro の平均マルチコア スコアが 4,809 と高いことです。これは統計的なばらつきによるものと思われますが、それでも M1 iPad Pro は 51% 高速化しており、これは M1 iPad Pro が前世代よりも最大 50% 高速化しているとの Apple のマーケティング上の主張と一致しています。
ここで重要なのは、これらの初期のGeekbenchの結果が、M1プロセッサ搭載のiPad Proが、パフォーマンス面では同じプロセッサを搭載したMacラップトップと基本的に同等であることを示していることです。つまり、新しいiPad Proモデルにアップグレードした人は、日常的に優れたパフォーマンスを実感できるはずです。
最後に、レポートでは、新型M1 iPad Proのグラフィック性能も飛躍的に向上していることも指摘されています。Metalスコアは20,578で、前世代モデルと比べて約71%高速化しています。これはかなりの飛躍です!
昨年末のM1プロセッサのデビューの成功を考えると、これはそれほど驚くべきことではありません。それでも、結果は印象的で、将来の購入者は購入に非常に満足するでしょう。レビューを待っている方は、来週には公開される予定です。