Appleの音声ガイド付き車内コントロール「Siri Eyes Free」は、富裕層だけのものではありません。欧州の自動車メーカー、オペル(ゼネラルモーターズ傘下)が、エントリーレベルのAdamにこの機能を有料アップグレードとして提供すると決定したのです。300ユーロ(約400ドル)で、Siri Eyes FreeをAdamに搭載すれば、Siriと新しいIntelliLinkシステムの連携により、メッセージの送信や予約など、様々な操作が可能になります。続きに、詳細情報と素敵なプロモーション動画を掲載しました。
Adamは、AppleのSiriによるハンズフリー音声操作に対応した唯一のエントリーレベル車です。音声コントロールによりハンズフリー操作が可能になり、運転中の注意散漫を最小限に抑えることができます。
Siriとの連携は、6月以前に製造されたAdamモデルでも、無料のIntelliLinkアップデートにより利用可能です。また、安全性を考慮し、OpelはAdamでSiriのテキスト会話を使用している間は、デバイスにSiriとのテキスト会話が表示されないことを強調しています。
https://www.youtube.com/watch?v=5hqxmpX9Q0o
「これは、AppleがOpelと連携して統合開発中に実施した重要な安全対策の一つであり、安全性を最大限に高めるためのものです」と、Appleは述べています。ドライバーは、BringGoナビゲーションなどの他のアプリをバックグラウンドで実行しながら、Siri Eyes Freeを起動することができます。Siriを起動すると、音楽やナビゲーションの案内が自動的にミュートされます。
別のプロモーションクリップもご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=W-WmjpVifkE
オペルが先週発表したプレスリリースで述べられているように、アダムのオーナーはステアリングホイールに搭載されたボタンを使ってSiriを操作できます。「これは従来の音声操作を超えた機能です」とオペルは説明しています。「アダムのSiri Eyes Freeでは、まるで人間に話しかけるように、自然な口調で話しかけることができます。 」
2014年型BMW、2013年型シボレーのソニックおよびスパーク、2013年型ホンダのアコードおよびアキュラなど、多くの高級車ブランドが自社のハイエンドモデルにSiriをすでに導入しているか、導入を予定している。