iPhoneまたはiPadの音量ボタンを操作すると、控えめながらも機能的な音量HUDが画面に一瞬表示され、現在の音量レベルが表示されます。また、音量HUDインターフェース上でタップやドラッグなどのジェスチャーを行うことで、端末の音量レベルを微調整することもできます。
しかし、音量HUDの形状を変えたり、画面上のX/Y座標を調整したい場合、AppleはiPhoneやiPadに標準装備としてこの機能を提供していません。幸いなことに、 iOS開発者Tomasz Poliszuk氏が最近リリースした「Volume Controller」という無料の脱獄ツールが、この問題を解決してくれます。
その名の通り、「ボリュームコントローラー」は端末の音量HUDインターフェースをカスタマイズする機能です。この調整機能で何ができるのか気になる方のために、上記のスクリーンショットにカスタマイズした音量HUDの例を掲載しています。
ボリューム コントローラをインストールすると、設定アプリに専用の設定パネルが追加され、好みに合わせてさまざまな設定を構成できるようになります。
ここでは、次のことが可能になります。
- ボリュームコントローラーのオン/オフを必要に応じて切り替えます
- 横向きと縦向きの両方のボリュームHUDパラメータを設定します
- 各ボタンの押下による音量レベルへの影響をカスタマイズします
- すべての設定をデフォルトにリセットします
横向きと縦向きのそれぞれのオプションは実質的に同じで、次のようになります。
- デフォルト、シンプル、カスタムのボリュームHUDサイズから選択します
- シンプルを選択する場合は、サイズのプリセットを選択します。
- スリム
- 中くらい
- 大胆な
- カスタムを選択した場合は、前述のサイズごとに幅、高さ、境界線の半径を個別に設定してください。
- Y軸の位置値を設定する
- X軸の位置値を設定する
ボリューム コントローラーには、ストックの外観と雰囲気から少しだけ離れたり、まったく異なるものでネイティブの美観を完全に一新したりするのに十分なオプションが用意されています。
Volume Controllerを試してみたい方は、お好みのパッケージマネージャーを使ってBigBossリポジトリから無料でダウンロードできます。この調整機能は、ジェイルブレイクされたiOS 13デバイスに対応しており、開発者のGitHubページでオープンソースとして公開されているので、仕組みについて詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
Volume Controllerを試してみませんか?ぜひ下のコメント欄で、その理由をお聞かせください。