最近リリースされたiOS 12ソフトウェアアップデートには、新機能が満載です。しかし、その機能の一つは、6月のiOS 12の発表時には全く強調されておらず、AppleのiOS 12ページでも宣伝されていませんでした。代わりに、同社の更新されたiTunesポリシーページでのみ言及されています。その機能とは、iPhoneを使って購入するすべてのユーザーに対してAppleが付与する、全く新しいデバイス信頼性評価です。
The Sun は、デバイスの信頼性評価が通話とメールの習慣に基づいていることを初めて明らかにしました。iPhone メーカーが確認したように、このスコアは毎日の通話とメールの送受信回数に基づいており、デバイスを使用して不正な取引が行われたかどうかを判断するために使用されます。
Appleは次のように説明している。
不正行為を識別して防止するために、購入時に、通話やメールの送受信のおおよその数など、デバイスの使用方法に関する情報を使用してデバイスの信頼スコアが計算されます。
提出されたスコアは、Appleがデバイスの実際の値を把握できないように設計されています。スコアは一定期間、当社のサーバーに保存されます。
Appleは、デバイス上で行われる決済が正当なものであることを確認するために、様々な不正防止システムを採用しています。この最新システムは、ユーザーの個人情報ではなく、デバイスに紐付けられた数値の信頼スコアを備えています。
スコアの根拠となるデータ（例えば通話回数）は、お使いのデバイスにのみ保存されます。さらに、Appleがスコアを参照する際に、通信内容を確認することはありません。また、メールも読み取られず、スコアは転送中に暗号化されます。
その他の重要なポイント:
- AppleはThe Sunに対し、計算されたスコアは単一の数字であり、多数のアカウントに適用されると語った。
- スコアから実際のユーザーまで遡る方法はありません。
- このスコアは広告には使用されません。不正行為防止のみに使用されます。
デバイス上で信頼スコアを確認することはできません。ただし、AppleはThe Sunに対し、ユーザーはいつでもAppleのウェブサイトから自分のデータを要求できると述べています。
決済詐欺は世界中のあらゆる企業に影響を与える可能性のある、現在も続く問題です。Appleが新たな防御線を追加するという決定は、悪い考えではないように思えます。しかし、私たち一人ひとりの通話やメールの習慣に基づいて、間接的に信頼スコアが付与されているという事実は、多くの人にとって少し不気味に聞こえるかもしれません。
幸い、この信頼スコアについては、近いうちに Apple からさらに詳しい説明が聞けるでしょう。
この新しいデバイスの信頼性評価についてどう思いますか?
