2017年モデルのiPhoneが発売され、来年のiPhoneに関する噂が次々と飛び交うようになりました。最新の噂は、KGI証券のミンチー・クオ氏による新たなレポートです。同氏は、2018年モデルのiPhoneはアンテナ設計が改良され、通信速度が向上すると推測しています。
アンテナ設計のアップグレードは、2018年後半に発売予定の新型iPhoneにおけるLTE伝送速度の向上に大きく貢献すると予想されています。LTEアンテナ用FPCB材料として、LCPはPIよりも高周波特性、熱性能、耐湿性において優れています。2018年後半に発売される新型iPhoneには、iPhone Xと同等かそれ以上のLCP LTEアンテナモジュールが2つ搭載される見込みですが、4×4 MIMO規格に対応するためのスペック向上が期待されます。
これらの新しいアンテナモジュールは、現在の2×2 MIMO構成から4×4 MIMOへと進化を遂げます。MIMO(Multiple-In Multiple-Out)は家庭用ルーターでよく見られ、LTE速度を飛躍的に向上させる可能性があります。データパス数を倍増させることで、5Gに移行することなく速度を向上させることができます。
現在、多くのハイエンド Android 端末が 4×4 MIMO をサポートしていますが、iPhone は遅れをとっています。
最近、KGIから、Appleが将来のiPhoneで今後発売される5GネットワークをサポートするためにIntelと協力するとの別のレポートが出ました。
出典:MacRumors