ここ数ヶ月、オーストラリアは国土全域で森林火災の被害を受けています。そして今、AppleのCEOが支援を表明しました。
昨日、AppleのCEOであるティム・クック氏は、オーストラリア全土で猛威を振るう森林火災の被害に遭っている人々への支援をツイートし、消火活動にあたる「勇敢なボランティア部隊」への称賛の言葉を述べた。さらに、クック氏は「Appleは救援活動を支援するために寄付を行う」と簡潔に述べた。
そのツイートは以下のとおりです。
オーストラリアの森林火災の被害に遭われた皆様、そして全国で前例のない火災と闘っている勇敢なボランティアの皆様に心よりお見舞い申し上げます。どうぞお気をつけてお過ごしください。Appleは救援活動への寄付をさせていただきます。
— ティム・クック (@tim_cook) 2019年12月26日
クック氏によるこうした声明に関してはよくあることですが、現時点ではこれ以上の情報はありません。Appleの寄付金がどこへ送られるかは不明ですが、今回のケースでは赤十字への寄付が有力候補の一つです。また、Appleが救援活動にいくら寄付するかについても不明です。
本稿執筆時点で、オーストラリア全土で2ヶ月にわたり森林火災が猛威を振るっています。オーストラリア史上最悪の干ばつに加え、記録的な熱波も原因となっています。火災により900棟以上の住宅が焼失し、ボランティア消防士2名を含む9人が死亡しました。
Appleは、こうした寄付、そして寄付全般において、これまでも様々な活動を行ってきました。具体的な内容は不明ですが、Appleのような大企業が、たとえ金額に関わらず、救援活動に寄付をしてくれるのは、本当に素晴らしいことです。