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新たな分解で、16GBのiPhone 5の部品が200ドル相当であることが判明

新たな分解で、16GBのiPhone 5の部品が200ドル相当であることが判明

先週、16GBのiPhone 5の予備的な分解レポートが公開され、部品価格(BOM)が168ドルと発表されました。この数字は、実質的に端末の全部品のコストを合計した金額です。

しかし本日、2つ目の分解レポートが公開され、Appleの新しいエントリーレベルの端末の部品価格はそれよりも少し高いと主張されています。その金額は200ドル近くになるとのこと…

9to5Macは、サプライチェーンに詳しいマーケティング調査会社iSuppliの最新レポートを引用しています。上のグラフからもわかるように、このレポートではiPhone 5を構成するすべての部品とその価格が内訳されています。

「ベースモデルの部品価格が199ドルであることから、iPhone 5の部品はiPhone 4Sモデルに比べて若干高価になると予想されます」と、IHSの分解サービス担当シニアプリンシパルアナリスト、アンドリュー・ラスワイラー氏は述べています。「2011年10月にIHSが発表した暫定的な見積もりによると、ベースモデルのiPhone 5と同じメモリ密度を持つローエンドのiPhone 4Sの部品価格は188ドルでした。」

TechInsights が先週の分解調査で述べたように、iSuppli はコスト上昇の原因は 4 インチのインセル タッチ ディスプレイや Qualcomm LTE チップなどの新しいコンポーネントにあると指摘しています。iSuppli と TechInsights はコストについて若干意見が異なりますが、いずれにせよ昨年より値上がりしています。

人々がこれらの数字に注目するのは、Appleが端末1台あたりどれくらいの利益をあげられるかを見極めたいからです。もちろん、ここには何百もの未知の変数がありますが、それでも部品表は出発点として役立ちます。

Appleの利益率は、特にスマートフォン業界において伝説的な存在です。その優れたサプライチェーン力と影響力により、Appleは携帯電話事業全体の利益の70%以上を占めています。

そして、この傾向は iPhone 5 でも続くようだ。iSuppli によれば製造コストが約 8 ドル、配送コスト、マーケティングコストが加わるが、それでも Apple は相当の利益を上げられるはずだ。

Milawo
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