iOS 16.4.1 の Siri のバグとされるものが、カレンダーの予定を音声で設定する視覚障害のあるユーザーにとってアクセシビリティの問題を引き起こしている。

- iOS 16.4.1 の Siri のバグにより、音声で特定の予定を作成しようとしたときに Apple の標準カレンダー アプリで問題が発生すると報告されています。
- Siri を使用して 31 日の予定を作成すると、自動的にその月の 30 日に戻され、ユーザーは音声で間違いを修正できなくなります。
- このバグは、カレンダー アプリでイベントの日付を手動で修正するのが難しい視覚障害のあるユーザーには特に不便です。
iOS 16.4.1のSiriにカレンダーの問題がある可能性
AppleInsiderによると、視覚障害者がこれまで報告されていなかった問題について苦情を述べた後、Tech Talkラジオ番組でこの問題が注目されたという。
発信者によると、Siri アシスタントを使用して、31 日間の月の 31 日に予定を作成すると、イベントの日付が自動的に 30 日に戻されるとのこと。
この間違いは簡単に修正できますが、予定日を手動で編集するにはカレンダーアプリを開く必要があります。Appleのサポートチームは、これは既知の問題であり、iOS 16.4.1とiPadOS 16.4.1でのみ発生すると報告しています。
現在テスト中の iOS 16.5 はこの問題の影響を受けません。
「Hey Siri、31日に何か予定はある?」
iOS 16.4.1およびiPadOS 16.4.1で、Siriに5月31日のカレンダーイベントを設定するように指示することでこの問題を再現しようとしましたが、予定は30日に移動せず、そのままでした。この問題の影響を受けるのは、iOS 16.4.1ユーザーの一部である可能性があります。また、macOS Ventura 13.3.1でもこのバグを再現できませんでした。
視力に問題がなければ、これは大した問題ではありません。しかし、視覚に障がいがあり、Siriに頼って予定を設定していたのに、間違いを修正するためにカレンダーアプリをVoiceOVerで操作しなければならない状況を想像してみてください。視覚障がいのあるユーザーにとって、これは大きなアクセシビリティの問題となります。
Apple は今後のソフトウェアアップデートでこれを修正すると思われます。
Appleカレンダーのチュートリアル
- MacでAppleカレンダーのイベント招待に返信する簡単な方法
- iPhoneのロック画面からAppleカレンダーの予定を表示する方法
- Appleカレンダーでイベント参加者にメールやメッセージを送信する方法
- Macで特定のAppleカレンダーイベントを印刷する方法
- Appleカレンダーのイベントをリストとして表示する方法