macOS High Sierraで、誰でもMacのルートアクセスを行える重大なバグが発見されたことを受け、Appleは速やかにこの脆弱性を修正する必須ソフトウェアアップデートをリリースしました。しかしながら、一部のユーザーにおいて、セキュリティアップデート2017-001のインストール直後にMacの認証やファイル共有への接続に問題が発生しています。
この特定のバグは今後のソフトウェアアップデートで修正される予定ですが、Apple は当面の間この問題を修正するための一時的な回避策を提供しています。
1)ターミナルアプリを開きます。
2)次の行を入力するかコピーし、Return キーを押します。
sudo /usr/libexec/configureLocalKDC
3)管理者パスワードを入力し、Return キーを押します。
4)ターミナルを終了します。
このバグはごく一部のMacユーザーにしか影響しませんが、それでもAppleにとっては不運の連続と言えるでしょう。見方によっては品質管理の不備とも言えるかもしれません。それでも、他人が自分のマシンにルートアクセスする大きなリスクを負うよりは、ファイル共有のバグの方がましです。
このファイル共有の問題の影響を受けましたか?もしそうであれば、これらの手順がどのように役立ったかをお知らせください。