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WSJ:アップルは昨年4Kテレビの製造計画を棚上げ

WSJ:アップルは昨年4Kテレビの製造計画を棚上げ

Apple TV(ティーザー001)

ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、Appleは昨年、ビデオ通話などの機能を備えた超高解像度テレビの開発計画をひっそりと棚上げした。これは、アクティビスト投資家のカール・アイチャン氏が本日公開したティム・クックCEO宛の公開書簡を受けてのもので、同書簡ではAppleが2016年に4Kテレビを発売すると示唆されていた。

どうやらAppleは本格的なテレビの開発に取り組んでおり、10年近く研究を重ねていたようだ。しかし、Appleの幹部たちは、その製品やその機能群が、最大の競合企業でさえ利益率が低い熾烈な競争市場に参入するほど魅力的ではないと感じていた。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、アップルは研究を通じて、自社のテレビを他社製品と差別化できると期待される数々の技術を試していた。2000年代半ばには、ガラスのように透明なディスプレイのプロトタイプを開発したが、消費電力が大きすぎ、画像が暗すぎたため、量産には至らなかった。

その後、同社は4K解像度とディスプレイ上部のビデオ通話用カメラを搭載したテレビを開発しました。「テレビ版FaceTime」と名付けられたこのテレビは、誰が話しているかを実際に感知し、話者に焦点を合わせるようにカメラの位置を調整します。しかし、これも研究段階を通過できませんでした。

最終的に、Appleはプロジェクト全体を凍結し、Apple TVセットトップボックスをアップデートし、ストリーミングテレビサービスの計画を進めることを選択しました。この点に関して、WSJは情報筋から、同社が来月のWWDCで両製品を発表する予定であることを確認したと報じています。

出典:ウォール・ストリート・ジャーナル

Milawo
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