Appleが今年初めに開催した世界開発者会議(WWDC)でiPadOS 15を発表した際、様々な新機能が発表されました。その中には、AppleのSwift Playgroundsアプリのサポートに関する大幅なアップデートも含まれていました。Appleのタブレットラインナップから直接アプリを開発できるようになったことは、当時としては朗報でした。
しかし、それから少し待たされました。iOS 15とiPadOS 15が9月に最初にリリースされた後も、新機能に対応するためにアプリ自体のアップデートが必要でした。しかし、この開発を待ち望んでいた皆さんにとって、ついに待ちに待った瞬間がやってきました。Swift Playgroundsバージョン4.0のダウンロードとインストールが可能になりました。
そして、ご想像の通り、内容は充実しているにもかかわらず、アップデートは無料です。
まず第一に、Appleの開発言語であるSwiftを使ってiPad上でアプリを開発できることです。つまり、iPadから直接アプリをゼロから構築し、App Storeにリリースすることさえ可能です。その過程でMacは一切必要ありません。
ただし 、iPadOS 15.2以降が必要なので、ご注意ください。Appleは今週初めにこのソフトウェアを一般公開しており、現在ダウンロードしてインストールできます。
Swift Playgrounds 4.0 のその他の新機能の変更ログは次のとおりです。
Swift Playgrounds 4.0 の機能:
• iPad上でSwiftUIを使ってiPhoneおよびiPadアプリを構築できます(iPadOS 15.2以降が必要です)
• App Store Connect 統合により、完成したアプリを App Store にアップロードできます
• アプリプレビューでは、アプリに変更を加えるとすぐに更新されます
• フルスクリーンプレビューでアプリを隅々まで確認できます
• スマートなインラインコード提案により、迅速かつ正確なコード記述が可能
• アプリプロジェクトを使用すると、プロジェクトをXcodeに簡単に移動できます
• プロジェクト全体の検索により、複数のファイルにまたがる結果が見つかります
• スニペットライブラリは、数百のSwiftUIコントロール、シンボル、色を提供します
• Swift Packageのサポートにより、公開されているコードを組み込んでアプリを強化できます
つまり、待ち時間は終わり、iPad 経由でアプリを構築したいと考えていた開発者にとっては素晴らしいことです。
Swift Playgrounds 4.0がリリースされました。対応するMac版アプリもご利用いただけます。