世界中で販売されている携帯電話の5台に4台はGoogleのAndroidソフトウェアを搭載しているものの、携帯電話市場の中でも収益性の高いプレミアムセグメントにおいては、iPhoneが依然として覇権を握っている。テレグラフ紙は、Googleが今年後半に自社製スマートフォンを発売し、スマートフォン戦争を激化させると報じている。これはiPhoneと直接競合する動きとなるだろう。
このデバイスは、LGやHuaweiなどのさまざまなパートナーが製造しているNexusデバイスとは対照的に、Google自身によって設計される予定です。
Appleが得意とする垂直統合の手法を採用することで、Googleは設計、製造、ソフトウェアのコントロールを強化すると言われています。また、Googleがスマートフォンのソフトウェアを管理するため、Androidソフトウェアのアップデートを遅滞なく展開できる可能性があります。
CCSインサイトのアナリスト、ベン・ウッド氏は、「彼らはAndroidが断片化していることを懸念しており、より管理されたプラットフォームになる必要があると考えている」と述べた。「彼らはAndroidを、よりAppleのように、より管理強化しようとするだろう」
Google の影響力と Android の優位性を考えると、消費者向けに特別に設計され、iPhone の直接の競合製品として販売される Google 製の携帯電話は、Apple に十分な競争力を与える可能性があると思いませんか?
写真: 2015 年 9 月に発売された Google の Nexus 5X。
出典:テレグラフ