AppleはWWDC 2020でiOS 14の初デモを行い、このOSに今後予定されている変更点をいくつか披露しました。しかし、舞台裏では、ステージ上では触れるには小さすぎると思われる、数多くの小さな変更点が隠されていました。その一つに、カレンダーアプリのアイコンが更新され、より美しくなったことが挙げられます。
iOS 13でジェイルブレイクしている場合、この秋にiOS 14にアップグレードすることに躊躇している方もいるでしょう。それも当然のことです。幸いなことに、コミュニティはiOS 14の独自機能のいくつかを、ジェイルブレイクしたiOS 13デバイスに移植しようとしています。こうしたアドオンの最新版の一つが、 iOS開発者ArtikusHGが「Valentine」と名付けた無料のジェイルブレイク調整ツールです。これは、iOS 14の新しいカレンダーアプリアイコンを、ジェイルブレイクしたiOS 13デバイスに移植するものです。
上のスクリーンショットで比較すると、iOS 13(左)とiOS 14(右)のカレンダーアプリアイコンの明確な違いが分かります。変更は微妙ですが、見た目の美しさという点ではより大胆な印象を与えています。
iOS 14 のアイコンでは、iOS 13 バージョンよりも落ち着いた印象を与える太字の数字日付テキストが表示されるだけでなく、省略された大文字の日付表示もより大きく太字になっています。
iOS 13とiOS 14のカレンダーアプリのアイコンデザインがどちらが好きかは個人の好みによるでしょうが、ユーザーが自分の端末でどちらかを選択できるようになったのは嬉しいことです。もちろん、この調整機能は1つの機能だけを目的として設計されているため、設定オプションはありません。
乗っ取られたiPhoneでValentineを試してみたい方は、ArtikusHGの個人リポジトリから、お好みのパッケージマネージャーを使って無料でダウンロードできます。この改造は、脱獄済みのiOS 10、11、12、13デバイスに対応しています。さらに、Valentineは開発者のGitHubページでオープンソースとして公開されているので、使い方を知りたい方は誰でも利用できます。
ArtikusHG の個人リポジトリをまだ使用していない場合は、次の URL を使用して、選択したパッケージ マネージャーに追加できます。
https://artikushg.yourepo.com/
iPhoneのカレンダーアプリのアイコンをValentneにアップグレードする予定はありますか?下のコメント欄で教えてください。