子供の頃、祖母の古い写真箱をよく漁っていました。初めてティンタイプ写真を見つけた時のことを、今でもはっきり覚えています。それは本当に珍しい写真でした。写真の中の男の子たちが履いている変なパンツだけでなく、裏側に撮影場所が刻印された装飾的な額縁に入っていたからです。銀色と黒のコントラストが強かったことも、まるで幽霊のような印象を与えていました。
HipstamaticのTinTypeは、同社のトレンド写真フィルターの中でも、次なる目玉です。このユニークなアプリを使えば、自撮り写真を19世紀風に加工できます。
このアプリは、Hipstamaticアプリのアドオンとして利用できるTinType SnapPakと非常によく似ています。主な違いは、スタンドアロンアプリであることです。オリジナルのTinto 1884レンズとDタイプおよびCタイププレートフィルムフィルターを搭載しています。1800年代後半の高コントラストの白黒写真、またはカラーフィルムが発明される前に人気を博した手描き風のカラー写真から選択できます。
プレートグレインと被写界深度の適用量を調節することで、効果をカスタマイズできます。さらに、瞳の明度を調整して印象的なポートレートを作成できます。各フィルターには、効果の強弱を調整するためのスライダーバーが個別に用意されています。
アプリ内カメラ機能でスナップショットを撮ったり、フォトライブラリから画像を選んで編集作業に時間を費やしたりすることも可能です。iOS 8の拡張機能のおかげで、TinTypeに切り替えることなく写真アプリ内で直接写真を編集できます。元の画像は別のファイルとして保存されるので、元の画像を損なうことなく、TinTypeエフェクトを好きなだけ適用できます。
このアプリは、浅い被写界深度効果を活かしたポートレート写真に特化して設計されています。面白い「セルフィー」を撮るのに最適なフィルターで、21世紀に入りティンタイプ写真が再び人気を集めています。このアプリを使えば、Facebook、Twitter、Instagramに自分の写真を投稿すれば、流行に敏感な友達みんなの注目を集めること間違いなしです。投稿はアプリ内から直接行えます。さらに、正方形フォーマット機能も搭載されているので、Instagramで切り取られる前に写真の仕上がりを最終調整できます。
Hipstamaticアプリ内でTinType SnapPackを既にご購入済みの場合は、このバージョンは必要ありません。これは同じ機能ですが、一般ユーザー向けに別バージョンとして提供されています。同社はブログ記事で、「見た目があまりにも素晴らしいので、専用のアプリが必要だと感じました」と述べています。
HipstamaticのTinTypeは0.99ドルで入手可能です。iOS 8.0以降が必要です。App Storeから今すぐダウンロードしてください。
