visionOS にはゲストユーザーアカウントがあり、所有者の設定、アプリ、個人情報に影響を与えることなく、他のユーザーが Vision Pro ヘッドセットを使用できます。

ゲスト アカウントにパスワードを割り当てることで、他のユーザーが Optic ID による許可なしに特定の設定やアプリにアクセスできるようにすることができます。
Optic IDガイドで詳しく説明されているように、この機能はFace IDのようなものです。Vision ProはOptic IDを使用して、ユーザー認証、パスワードの自動入力、非表示の写真や動画の表示、App StoreやApple Payでの購入の承認などを行います。
macOS のゲスト アカウントと同様に、visionOS のゲスト ユーザーは、プライマリ ユーザーのアプリやデータに影響を与えずに、家族で Vision Pro を共有するのに最適です。
パスワードがなくても、このアカウントを使用すると、他のユーザーは Safari で Web を閲覧したり、没入型ビデオを視聴したりできます。パスワードを使用すると、通常はロックされている追加の設定が、共有された Vision Pro ユーザーが利用できるようになります。

ゲストユーザーをオンまたはオフにするには、visionOSコントロールセンターでゲストユーザーコントロールを選択し、 「開始」を選択します。現在のセッションを終了するには、コントロールセンターを開き、「終了」ボタンをクリックして、「ゲストユーザーを終了」を選択します。
この機能を起動すると、ヘッドセットを5分以内に装着しないとゲストユーザーセッションが自動的に終了するというメッセージが表示されます。また、「設定で特定のアプリへのアクセスを許可するパスコードを作成できる」ことも記載されています。
visionOS SDK は、Apple Developer Web サイトから入手できます。
Apple Vision Pro と visionOS 1.0 (xrOS) の初見。来年後半まで待ちきれない pic.twitter.com/jT7NpMMVaW
— ジェームズ・ドンブロ(@james_dombro)2023年6月21日
素晴らしい仮想シーン

AppleはVision Proの発表時にゲストユーザー機能を発表しておらず、公式ドキュメントにも記載されていません。しかし、スティーブ・モーザー氏をはじめとする人々がAppleのvisionOSソフトウェア開発キット(SDK)からゲストユーザーを発見し、サードパーティ開発者がヘッドセット用の空間アプリを開発できるようにしました。
彼はまた、Vision Proヘッドセットにプリインストールされている、美しいバーチャルシーンを発見しました。デバイスのデジタルクラウンボタンを回すことで、その世界に没入することができます。Vision Proの価格は3,500ドルで、出荷開始は2024年初頭を予定しています。