脱獄済みのデバイスを持っている人なら誰でも、SpringBoardのクラッシュはよくあることだと言うでしょう。特に、デバイスに大量の脱獄用改造ツール、つまり出来の悪いものや、何らかの理由で互いに競合しやすいものをインストールした場合、その傾向は顕著です。
場合によっては、脱獄アプリの開発者が、SpringBoardのクラッシュの原因を特定し、トラブルシューティングを行うために、ユーザーにクラッシュログの提供を求めることがあります。そのため、クラッシュログに簡単にアクセスできると便利です。そこで、 iOS開発者AntiqueがiOS 13向けに特別に開発した新しいクラッシュログビューア「Crash」をご紹介します。
ベテランのジェイルブレイクユーザーなら、クラッシュログの収集と調査にCrashReporterを使ったことを覚えているかもしれません。昨年、Muirey03氏がiOS 9以降のクラッシュログを表示できるCr4shedをリリースしました。Crashは必ずしも画期的な機能を備えているわけではありませんが、見た目が素晴らしく、システムリソースへの影響もほとんどないことは確かです。
Crash を起動すると、次のインターフェースが表示されます。このインターフェースでは、Crash アプリを最後に使用した日時が通知され、デバイス上の利用可能なすべてのクラッシュ ログを読み込むための大きな青いボタンが表示されます。
クラッシュ ログを読み込むと、アプリはクラッシュの主な原因ごとにグループ化された、驚くほど美しいリストでログを表示します。
ここで、クラッシュロググループのいずれかをタップすると、特定のグループに複数のクラッシュログがある場合は、クラッシュが発生した日時の説明とともに、どのログを開くか尋ねられます。このインターフェースでは、デバイスからクラッシュログを削除することもできます。
クラッシュ ログを開くと、次のようにほぼ予想どおりに表示されます。
ここでは、クラッシュ ログを自分でスクロールするか、その内容をクリップボードにコピーして、トラブルシューティングのために脱獄調整開発者に送る電子メールなど、他の場所に貼り付けるオプションがあります。
Crashは最初のクラッシュログビューアではありませんが(そして最後でもありません)、その美しさと使いやすさは間違いなく高く評価されており、ほとんどのAppleデバイスユーザーが気に入るでしょう。現時点では、CrashはジェイルブレイクされたiOS 13デバイスのみをサポートしていますが、将来的にはiOS 12、さらにはそれ以前のバージョンのiOSにも対応する可能性があります。
Crashを試してみたい方は、Antiqueの個人リポジトリから、お好みのパッケージマネージャーを使って拡張機能を無料でダウンロードできます。Antiqueのリポジトリをまだ使用していない場合は、以下のURLからお好みのパッケージマネージャーに追加できます。
https://official-antique.github.io/
乗っ取られたiOS 13端末でCrashを試してみますか? 下のコメント欄で、その理由や試さない理由を教えてください。