Appleは火曜日、今秋リリース予定のiOS 12向けApple Booksアプリについて詳細情報を発表しました。先週のWorldwide Developers Conference(WWDC)で初めて発表されたこの刷新されたアプリは、iPhoneとiPadの両方でiBooksに取って代わります。
Apple Books が書籍とオーディオブックを初めて統合したことを指摘し、Apple のインターネットソフトウェア & サービス担当上級副社長 Eddy Cue 氏は次のように説明しています。
Apple Booksは読書への情熱を掻き立てます。お気に入りの物語に数分でも数時間でも浸りたい時、指先一つで書籍とオーディオブックの世界が広がります。これは私たちにとってこれまでで最大のブックデザイン刷新であり、この美しいアプリがお客様と著者の皆様の両方にインスピレーションを与えることを願っています。
前述のとおり、今回の再設計には次の 4 つの主要セクションが含まれます。
- 新しい「今すぐ読む」タブには、現在読んでいる本や聴いている本が表示されるだけでなく、新しいお気に入りの本を見つけるのにも最適な場所です。「読みたい」機能では、話題の本をウィッシュリストとして保存できます。「シリーズ完結」機能や「おすすめ」機能では、最近読み終えた本に基づいて本が表示されます。これらの機能のおかげで、「今すぐ読む」は完璧なバーチャルナイトスタンドとなっています。
- Apple Booksでは初めて、目立つ専用のオーディオブックタブも搭載され、自宅でも外出先でも iPhone や iPad を使って、あるいは CarPlay を使って車内でも本を聴くことができます。
- ブックストアタブでは、Apple Booksが提供するすべてのコンテンツ(トップチャート、スタッフのおすすめ、エディトリアルコレクション、特別オファー&無料など)を簡単に閲覧できます。新しいデザインでは、本をスワイプするだけで簡単に閲覧でき、読みたい本を直感的に楽しく見つけることができます。ストアで本を読み進めていくと、「For You」で購入履歴に基づいたパーソナライズされたおすすめが表示されます。
- [ライブラリ]タブでは、デバイスにダウンロードした書籍や、過去に読んだ書籍とその読み終えた日付をタイムラインで表示する [読み終えた書籍] セクションなど、大きくて見やすい表紙アートで書籍のコレクション全体を閲覧できます。
Apple Booksアプリは、iOS 12が一般公開される今秋、155カ国で利用可能になります。リリース時には、そのうち51カ国でブックストアがオープンします。無料の書籍は155カ国すべてで提供されます。
画像: Apple