世界屈指の監督マーティン・スコセッシが、まもなく映画『 キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン』を公開します。本作は比較的近い将来、Apple TV+で華々しくデビューを飾ります。しかし、スコセッシ監督はすでに別のプロジェクトにも着手しており、こちらもAppleのビデオストリーミングサービスで配信される予定です。
これはDeadlineが本日報じた新たな報道によるものです 。マーティン・スコセッシ監督が、グレイトフル・デッドというバンドを題材にした映画を監督する予定だと報じられています。主演はジョナ・ヒル(『ウルフ・オブ・ウォールストリート』)で、ジェリー・ガルシア役を演じます。タイトルはまだ未定ですが、ガルシアだけでなく、バンド全体の伝記映画となる予定です。スコセッシ監督は監督だけでなく、プロデューサーも務める予定です。
ヒル氏もプロデュースしている。
ラリー・カラゼウスキーとスコット・アレクサンダー(『アメリカン・クライム・ストーリー:弾劾』)が伝記映画の脚本を担当。追加プロデューサーには、「バーニー・ケイヒル、ボブ・ウィアー、フィル・レッシュ、ミッキー・ハート、ビル・クルーツマン、トリクシー・ガルシア、エリック・アイズナー」が名を連ねている。さらに報道によると、バンドとグループのマネジメント陣が映画の制作に関わっているため、Appleは伝記映画でバンドの楽曲カタログを使用する完全な権利を有しているという。
伝記映画で何が描かれるかについての初期報告から( 考慮すべき点がたくさんあるため):
映画で何が描かれるかは不明ですが、バンドの歴史は60年代のサイケデリック・カウンターカルチャーの隆盛期、ベイエリアでの結成に遡ります。彼らはアルバムのレコーディングとツアーを続け、デッドヘッドのファンは長年にわたり全米各地を巡り、レイブのような長時間のジャムセッションを繰り広げました。1995年にバンドリーダーのジェリー・ガルシアが亡くなると、この輝かしい時代は幕を閉じましたが、生き残ったメンバーたちは精一杯の努力でバンドを続けています。
スコセッシ監督のファンなら、聞き覚えがあるかもしれません。監督は2017年にグレイトフル・デッドのドキュメンタリー『 Long Strange Trip』を制作しています。あれは分かりやすいドキュメンタリーでしたが、今回は伝記映画なので、より演劇的な要素が加わっているでしょう。
近々公開される伝記映画について詳細が分かり次第、お伝えします。