数ヶ月にわたる噂から既にお察しの通り、Appleは来月、新型タブレットを発表すると広く予想されています。7.85インチのディスプレイを搭載し、iPod touchと同じくらいの薄さになると言われています。
もちろん、Appleからこの製品に関する公式発表はまだないので、これらはすべて憶測、いわば噂の域を出ません。そして今朝、また一つ噂が加わりました…
DigiTimes は、Apple の新しい iPad mini が、無線ノイズを低減する導電性物質である ITO (インジウムスズ酸化物) でコーティングされたディスプレイを搭載した同社初の製品になる可能性があると報じています。
「台湾に拠点を置くEfun Technologyの利益は、ITOフィルムのおかげで近年倍増しており、この技術がAppleの7.85インチiPadに採用されるとの報道を受けて、今後も増加が見込まれると関係者は述べた。」
これはユーザーにとって何を意味するのでしょうか？無線周波数干渉の低減により、データ通信や携帯電話サービスの接続性が向上する可能性があります。そして、それはバッテリー寿命の延長にもつながります。
しかし、DigiTimesはApple関連の情報に関しては当たり外れがあることは指摘しておくべきでしょう。以前にも述べたように、DigiTimesは「何でもかんでも試して、何がくっつくか見てみよう」というジャーナリズムのアプローチをとっているようです。
とはいえ、これはAppleの戦略の1つに過ぎないように思えます。消費電力の削減やユーザーエクスペリエンスの向上に役立つ可能性のある、おそらく低コストの新しい技術です。噂されているインセルパネルが思い浮かびます。
いずれにせよ、Apple がこのタブレットを新型 iPhone やその他の製品とともに発表するとされるメディアイベントは、9 月 12 日に予定されているようです。そのイベントで多くの疑問が解決されることを期待しましょう。
[AppleInsider]
