Appleは本日、これまでAppleの登録開発者、そして後に一部のユーザーのみに提供されていたiWork for iCloudウェブアプリを、9月10日の基調講演に先立ち、一般ユーザーにも公開することを決定しました。開発者であろうと一般ユーザーであろうと、既存のApple IDを使ってiCloud.comのウェブインターフェースにログインできるようになりました。
このサービスは、Apple の Safari、Google Chrome、Microsoft Internet Explorer などの標準的な Web ブラウザで実行され、編集機能をサポートする Apple の iWork アプリ スイート (Pages、Keynote、Numbers) を提供します。
Pages、Keynote、Numbersのウェブアプリはベータ版としてリリースされているため、多少の不具合があっても驚かないでください。Pages、Keynote、Numbersに加えて、Appleはメール、連絡先、カレンダー、メモ、リマインダー、そして昨日iOS側でアップデートされた「iPhoneを探す」など、iCloudインターフェース経由で他のウェブベースアプリケーションも提供しています。
iCloud インターフェースは最近、iOS 7 のルック アンド フィールに合わせて刷新されましたが、外観の変更はまだ iWork Web アプリ全体に展開されていません。
Appleは6月のWWDC基調講演でiWorkウェブアプリを発表し、当初は登録開発者のみに提供していました。同月後半にはAppleの従業員を対象に同ソフトウェアのドッグフーディングを開始し、翌月にはiWork for iCloudベータ版を一部の非開発者向けに公開しました。
iWork ウェブ アプリにサブスクリプション料金が必要になるかどうかは不明です。iWork アプリは現在、Mac App Store では 1 つあたり 19.99 ドル、App Store では 1 つあたり 9.99 ドルで販売されていますが、この秋には iWork と iLife の両方のスイートが無料になり、ユーザーが競合プラットフォームを検討する理由が 1 つ減るという噂も聞こえてきます。