Apple は今朝、Apple Developer Program のメンバーに iOS 10.3 ベータ 3 を配布したほか、開発者テスト用に watchOS 3.2 と tvOS 10.2 の 3 番目のベータ版もリリースしました。watchOS 3.2 ベータ 3 (ビルド 14V5224d) と tvOS 10.2 ベータ 3 (ビルド 14W5241c) はどちらもソフトウェア アップデート経由で無線で入手できます。
コントロール センターのトグルはベータ 3 で若干順序が変更されました。
また、本日リリースされたのは、新しいアプリ互換性リストと macOS Sierra 10.12.4 を含む iOS 10.3 ベータ 3 です。
watchOS 3.2 では、Apple Watch に新しいシアターモードが導入されます。
コントロール センターのトグルで起動するシアター モードでは、デバイスがサイレント モードになり、いずれかのボタンまたは画面を押すまで画面が暗く表示されます。
Appleによると:
シアターモードを使用すると、Apple Watchのサウンドを素早くミュートし、手首を上げても画面が起動しないようにすることができます。シアターモード中でも通知(触覚通知を含む)は受信でき、画面をタップするかデジタルクラウンを押すことで確認できます。
watchOS 3.2 では、シアター モード以外にも、Siri を使用してお気に入りのウォッチ アプリを制御できるため、音声だけでメッセージの送信、支払いの実行、乗車の予約、ワークアウトの開始、連絡先への電話、写真の検索などを実行できます。
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tvOS 10.2 ベータ 3
Apple によれば、tvOS 10.2 ベータ 3 ではスクロール動作が改善され、非常に長いリストを以前よりも速くスクロールできるようになったとのことです。
tvOS 10.2 ベータ 3 で改善されたスクロール機能を使用するには、Siri Remote を大きくスワイプし、右端をスワイプして特定のインデックスを移動します。
Apple は高速スクロールについて次のように説明しています。
コンテンツの多いスクロールビューの動作が改善され、ユーザーはより速くスクロールできるようになりました。Siriリモコンを大きく数回スワイプすると、自動的にこのモードに切り替わります。さらに、リモコンの右端をスワイプすることで、特定のインデックスに移動できます。この機能によってアプリケーションで予期しない動作が見られた場合は、バグレポートをご提出ください。
tvOS 10.2 では、高速スクロールのサポートに加えて、Apple のデバイス登録プログラム、拡張モバイルデバイス管理、VideoToolbox フレームワーク、新しい Apple File System (APFS) のサポートも提供されます。
watchOS および tvOS のベータ版は、パブリック ベータ テスターには利用できません。
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