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AppleがPro Display XDR用の新しいキャリブレーションツールをリリース

AppleがPro Display XDR用の新しいキャリブレーションツールをリリース

Pro Display XDRは決して安価なモニターではありません。しかし、その価格には注目すべきメリットが伴います。そして、このディスプレイが最高の視聴体験を提供できるよう、Appleはそれを実現するべく尽力しています。

本日、AppleはPro Display XDRのファームウェアアップデートをリリースし、ファームウェアバージョンを4.2.30にアップグレードしました。今回のファームウェアアップデートの主な変更点は、「軽微な安定性の改善」です。具体的な内容は特にありませんが、これは驚くべきことではありません。しかし、最も大きな変更点はキャリブレーションツールの追加です。

Appleによると、今回のファームウェアアップデートでは、Pro Display XDR Calibratorを活用した「ディスプレイのフィールド内再キャリブレーションツール」が追加されました。Appleは以下のように付け加えています。

社内の分光放射計によるカスタム キャリブレーションが必要となる可能性のある特定のカラー ワークフローを有効にします。

リソース: AppleのPro Display XDRのキャリブレーションと測定方法

Appleが発表しているように、すべてのPro Display XDRは、最高の色精度を提供するために、最初からキャリブレーションされています。さらに、ディスプレイには様々なキャリブレーションプリセットも用意されています。さらにキャリブレーションが必要な場合は、現在もそのオプションが用意されています。

Pro Display XDRはすべて、P3ワイドカラーパネルと個々のバックライトLEDの精度を保証するため、組み立てラインで最先端のディスプレイキャリブレーションプロセスを受けています。さらに、この工場キャリブレーションプロセスにより、sRGB、BT.601、BT.709、さらにはP3-ST.2084(HDR)など、今日のメディアワークフローで使用されるさまざまな色空間を正確に再現する高度な組み込みアルゴリズムが実現されています。

工場出荷時のディスプレイキャリブレーションプロセスにより、Pro Display XDRユーザーは箱から出してすぐに優れた視聴体験をお楽しみいただけます。ワークフローに合わせてカスタムキャリブレーションが必要な場合は、Pro Display XDRのキャリブレーションを微調整したり、サードパーティ製の分光放射計に合わせて調整されたワークフローに合わせて再キャリブレーションしたりできます。

Apple は、Pro Display XDR 所有者が希望に応じて使用できるテストパターン プロファイルも提供しています。

Pro Display XDR の新しいファームウェアが利用可能になりました。

Milawo
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