エリック・シュミット氏は昨日、2018年1月の次回定例取締役会でアルファベット取締役会の会長を退任すると発表した。
アルファベットは、シュミット氏が引き続き取締役を務めつつ、同社の技術顧問に就任すると発表している。取締役会は非業務執行取締役会長を任命すると予想している。
アルファベットのCEOラリー・ペイジ氏は次のように述べた。
2001年以来、エリックはビジネスとエンジニアリングの専門知識と、テクノロジーの未来に関する明確なビジョンを当社に提供してきました。17年間の当社への貢献を継続し、今後は科学技術に関する技術アドバイザーとして当社を支援していただきます。両社の進歩、そしてそのイノベーションを推進する強力なリーダーたちに、私は大変興奮しています。
シュミット氏は、「ラリー、セルゲイ、サンダー、そして私も、アルファベットの進化において、この移行は適切な時期だと信じている」と述べた。同社の組織構造がうまく機能しており、グーグルとアザーベッツ部門が現在「繁栄」しているからだ。
「近年、私は科学技術問題や慈善活動に多くの時間を費やしており、その活動を拡大するつもりだ」と彼は付け加えた。
シュミット氏は長年にわたり、共同創業者のラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏の顧問を務めてきた。
彼は2001年3月に会長としてグーグルの取締役会に加わり、同年8月にCEOに就任しました。2011年1月、検索大手のグーグルは、シュミット氏がCEOを退任する一方で、取締役会長として留任することを発表しました。CEO退任に伴い、グーグルはシュミット氏に1億ドルの株式報酬を付与しました。
2015年10月、AlphabetはGoogleの親会社となった。
