Parallelsは本日午前、人気の仮想環境ソフトウェアの待望のアップデートとなるParallels Desktop 10 for Macのリリースを発表しました。新バージョンは、既存ユーザー向けにはアップグレード版として現在提供されており、新規ユーザー向けには8月26日にリリースされます。
Parallels Desktop をご存知ない方のために説明すると、Mac に Windows や Linux などのオペレーティングシステムを簡単にインストールして実行できるツールです。本日のアップデートでは、OS X Yosemite への [試験的な] サポート、バッテリー駆動時間の延長、その他多くの改善が追加されています。
注目すべき変更点のいくつかを以下にまとめます。
- Mac OS X Yosemite との統合、iPhone 通話との統合、iCloud Drive と iPhoto Library のサポート
- ユーザーはWindowsドキュメントを最大48%高速に開くことができるようになりました
- バッテリー寿命が最大30パーセント延長され、最も必要なときに作業時間を延長できます。
- 仮想マシンはMacのメモリを最大10%削減
- デフォルト設定の新しい仮想マシンでは、Office 2013 アプリケーションの起動が最大 50% 高速化されます。
- ユーザーは、ワンクリックで、生産性、ゲーム、デザイン、開発など、主な用途に応じて仮想マシンを最適化するための選択肢をいくつか選択できるようになりました。
- 新しいParallelsコントロールセンターは、Parallels Desktopを管理するためのワンストップショップです。ユーザーは、すべての仮想マシンと構成設定を1か所から管理できます。
- ユーザーは、Twitter、Facebook、Vimeo、Flickr など、Mac に設定されているインターネット アカウントを使用して、Windows からファイル、テキスト、または Web ページを共有したり、電子メール、AirDrop、メッセージ経由で送信したりできます。
- ユーザーが新しいWindowsアプリケーションをインストールすると、そのアイコンは自動的にOS X Launchpadに追加されます。
以下はアップデートの実際の様子を示すプロモーション クリップです。
https://www.youtube.com/watch?v=EsHc7OYtwOY
ご興味があれば、Desktop Parallels 8 および 9 をご利用の方は、本日のアップグレードをこちらから 49.99 ドルでご購入いただけます(新規ユーザーは 26 日までお待ちください)。また、iOS デバイスからコンピューターに接続できる Parallels Access の 3 ヶ月無料サブスクリプションもご利用いただけます。