Saurik氏がCydiaインストーラーのアップデートをリリースし、バージョン1.1.25になりました。この最新バージョンのCydiaインストーラーでは、/Applicationsにある脱獄コンテンツがシステムパーティションからユーザーパーティションに移動されます。すべてのユーザーは早急にアップデートすることをお勧めします。
更新： Cydiaインストーラーは、1.1.25へのアップデート直後にバージョン1.1.26にアップデートされました。最新バージョンにはリリースノートは記載されていませんが、注目度の高いバージョン1.1.25からのマイナーアップデートであると思われます。
Saurik 氏はこのアップデートについて次のように語っています。
Pangu と私が iOS 9 の脱獄リリースについて話し合っていたとき、当初は脱獄に制約があり (Apple の iOS 9 の緩和策が「実際に効果的」だったため)、/Applications をシステム パーティションからユーザー パーティションに移動してもディスク領域を解放できませんでした。このフォルダーを移動せずにテストをいくつか行った後、Cydia がまだ保存している別のフォルダーで同様の問題が発生しました。ほとんど何も保存しないことも検討した後、通常よりも広いサンドボックス領域を確保してこれらのフォルダーを移動できるようにし、Pangu が時間をかけて何とかこれを修正するという、苦渋の「経営判断」を下しました。彼らがどのような方向で問題を「修正」するのか私には明確ではなかったので、/Applications を保存するアップデートをプッシュすることに懸念を抱いていました。しかし、昨晩の時点で、Pangu から、この機能を無効にする変更をプッシュする予定はないと言われました。また、Apple が iOS 9.1 をリリースしたばかりなので、署名期間が終了した後に「遅れて保存」されたファイルで問題が発生する人の数を最小限に抑えるために、今すぐこの Cydia アップデートをプッシュしています。署名期間の終了は間もなく発生します。(その間、私は Cydia Impactor の Eraser 機能を iOS 9 に対応させるため、数日かけてほとんどの時間を費やしてきました。これは、Pangu が以前「元に戻す」ように設定されていなかったより複雑な処理を実行していることと、Apple が OTA 形式にいくつか変更を加えたことが原因です。この作業はギリギリで完了しましたが、デバイスを一度も復元することなく完了することができました。)
これは、脱獄コンテンツがシステムパーティションから移動されることを意味します。そのため、Cydiaはこのアップデートをインストールした後、「ファイルシステムの準備」を実行する必要があります。新しい脱獄で「ファイルシステムの準備」が非常に速かったのは、このスタッシュが脱獄にバンドルされているCydiaインストーラーのバージョンでは事前に行われなかったためです。以前私が推測したように、これは実際にはiPhone 6sのパフォーマンスとは何の関係もありませんでした。
Cydia → ストレージ情報 → ストレージ でストレージを確認してください。
上のスクリーンショットからわかるように、Cydiaインストーラー バージョン1.1.25 をインストールすることで、システムパーティションのストレージ容量をいくらか回復できました。デバイスに大量の脱獄コンテンツをインストールしていないので、私にとっては大きな問題ではありませんでしたが、多くの容量を占めるアプリを使っている方にとっては、これはプラスの変化となるでしょう。また、インストールしているアプリの種類によっては、「ファイルシステムの準備」にかなり時間がかかる可能性があります。
Saurik氏が述べたように、iOS 9.0.2の署名ウィンドウが閉じる前にこのアップデートを展開したのは賢明な判断でした。ご存知の通り、iOS 9.1がリリースされたばかりで、現在のPangu脱獄機能は事実上機能しなくなりました。スタッシングエラーに遭遇したユーザーは強制的に復元を強いられる可能性があり、その結果、署名ウィンドウが閉じた際にデバイスが脱獄不可能になってしまう可能性があります。Saurik氏はこうした潜在的な問題を回避したいと考え、Cydiaインストーラー1.1.25をリリースしました。
興味深いことに、Cydiaのパッケージページを開くと、Cydiaインストーラーのバージョンは実際には1.1.26と表示されています。これはタイプミスなのか、何かの間違いなのか、それとも何か他の原因があるのかは分かりません。原因が判明次第、改めてお知らせいたします。
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