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タイムワーナーはテレビのUI管理をアップルに譲渡するが、「顧客関係」は維持したいと考えている

タイムワーナーはテレビのUI管理をアップルに譲渡するが、「顧客関係」は維持したいと考えている

Appleファンは、Appleロゴがあちこちに貼られていないデバイスを買うだろうか?メディア大手のタイム・ワーナー・ケーブルが、テレビのユーザーインターフェースの管理権をAppleに譲渡する可能性があるという報道を受け、クパチーノをはじめとする各地でこの問いが検討されている。ただし、条件付きだ。「顧客関係」を維持したいのはAppleではなく、タイム・ワーナーなのだ。

ハリウッド・レポーター紙によると、タイム・ワーナー・ケーブルは「クラウドベースのガイド体験に全力で取り組んでいる」という。ケーブル大手の同社は、iPadとiPhoneに新しいインターフェースを導入したいと考えている。しかし、水曜日に投資家向けの講演で、社長兼COOのロブ・マーカス氏は、タイム・ワーナーは顧客体験を放棄するつもりはないと述べた。

「同社は、自社のテレビサービスがTWケーブルによって提供されており、デバイスメーカーや第三者によって提供されているわけではないことを人々に確実に知らせることに尽力している」と同誌は述べている。つまり、このケーブルテレビ会社は、中国の無名の部品メーカーのように、Appleの華やかさの陰に隠れることを望んでいないということだ。

統制文化で知られるAppleが、合意を得るために多少の譲歩をするかどうかは不透明だ。同社がAppleブランドのHDTVを発売するのではないかとの憶測が長年流れていたが、ライセンス取得の問題から実現の可能性は低いと同社は述べた。今回の報道は、結局は多少の譲歩の余地があることを示唆しているのかもしれない。

しかし、重要なのは「少し」だ。iPhoneが通話にもたらしたものをテレビ視聴にもたらすような革新的な製品を拡張するべきではない。むしろ、Appleとコンテンツ所有者が、現在のApple TVをTiVoのようなセットトップボックスに進化させることで合意する可能性が高い。

どう思われますか?タイム・ワーナー・ケーブルのコメントは、テクノロジーファンにとって、居間にAppleブランドのテレビを置くという消えゆく夢を蘇らせるのに十分でしょうか?それとも、この報道は単に契約打ち切りを示唆する噂を蒸し返しただけなのでしょうか?

[9to5Mac]

Milawo
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