世界中でコロナウイルスの流行が続いているため、Google はまたもや主要イベントを中止する企業のひとつとなった。
Googleは本日、今後開催予定だった開発者向けカンファレンス「Google I/O」の対面式イベントを中止すると発表した。イベントは今年5月12日から14日にかけて開催予定だった。中止の直接的な理由は、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念である。
以下は、Google の広報担当者がThe Vergeに対して行った声明です 。
新型コロナウイルス(COVID-19)に関する懸念と、CDC、WHO、その他の保健当局の保健指導に従い、ショアライン アンフィシアターで開催予定だった Google I/O イベントを中止することを決定しました。
Googleは現在、「Google I/Oを進化させ、開発者コミュニティとの最適なつながりを築き、その構築を継続するための新たな方法」を検討していると述べています。既にチケットをご購入いただいた参加者には全額払い戻しが行われ、今年のイベントのチケットをご購入いただいた方には、来年の年次開発者会議のチケットを自動的にご購入いただけます。
Google I/Oは、Googleにとって年間最大規模のイベントの一つ、あるいは 最大のイベントと言えるでしょう。Googleの幹部やステージに招待された人々は、Androidの次なる大きな変更点(今回はAndroid 11)に加え、GoogleマップやGoogleアシスタントといったサービスへの主要な変更点や追加機能について、時間をかけて語ります。
今年のAndroidの次期メジャーバージョンは、これまでとは異なる形で登場しそうです。しかし、他の多くの企業と同様に、Googleも新型コロナウイルスへの懸念から安全策を講じています。
確かに、噂されていた Apple の 3 月 31 日のイベントは実現しそうにない気がしてきていますね。