Appleは今年2月、オレゴン州クルック郡からプラインビルの160エーカーの土地を560万ドルで購入し、すぐにその土地に1万平方フィートのモジュール式データセンターを建設しました。
さて今朝、Appleがオレゴン州のメインデータセンターの建設を開始したという報道が入ってきました。338,000平方フィート(約3万8000平方メートル)の建物2棟のうち1棟を建設するため、土地の整地と平坦化が始まったとのことです…
OregonLive (The Next Web経由) がスクープを報じています:
アップルは、プラインビルの新データセンター建設の第1期工事(6,800万ドル)を開始した。街を見下ろす崖の上に建設される33万8,000平方フィート(約3万3,000平方メートル)の建物2棟のうち1棟を建設するため、土地を整地し、平坦化を進めている。各建物は、典型的なコストコの店舗の2倍以上の広さを誇る。
この価格には、建物1棟とその中にある2つの「データホール」の費用が含まれています。昨年夏、市とクルック郡に提出された計画では、2棟目の建物を増築し、最終的には14棟のデータホールを追加することになっています。
アップルは最初の建物がいつ稼働するか、その場所の具体的な目的は何かを明らかにしていないが、建物の建設には数百人、実際のデータセンターには「数十人」の雇用が見込まれると述べている。
同社はまた、自社のウェブサイトで、この施設でクリーンエネルギーを使用する計画について詳しく述べている。
オレゴン州プリーンビルにある当社の最新データセンターは、まもなく稼働を開始し、メイデンデータセンターと同様に環境に配慮した施設となります。プリーンビルでは、施設のニーズを完全に満たすのに十分な量の再生可能エネルギー源を地元で確保しています。この目標を達成するため、地元の電力会社2社と複数の再生可能エネルギー発電事業者と協力し、風力、水力、地熱といった地元産の電力を購入しています。
Appleはすでにノースカロライナ州メイデンとカリフォルニア州北部にデータセンターを構えています。さらに、ネバダ州リノにも10億ドル規模のデータセンターを建設する計画があるとの噂もあります。Appleがオレゴン州プリーンビルを選んだのは、エネルギー価格の安さと大幅な税制優遇措置が理由だと考えられています。