USB Type-CはCES 2016の大きな話題の一つになりそうです。12インチMacBookに搭載されているUSB Type-Cコネクタは、データを転送してモニターにコンテンツを表示すると同時に、MacBookに電力を供給することも可能にします。
USB Type-C搭載モニターがあれば、12インチMacBook用の包括的なドッキングステーションとして機能します。ケーブル1本で、データ転送、モニター接続、そして電源供給が可能になります。
Acerは本日、H7シリーズという名称を冠した新しいモニターシリーズを発表しました。これらのモニターはUSB Type-C接続を搭載した最初のディスプレイの一つであり、その影響を考えると、MacBookユーザーにとって非常に大きな意味を持つでしょう。
AcerはH7シリーズのモニターとして25インチと27インチのオプションを用意しており、どちらも2560 x 1440 WQHD解像度を備えています。この解像度は今日のThunderboltディスプレイと同等ですが、4Kや5Kモニターの解像度には遠く及びません。USB Type-Cに加え、ZeroFrameデザイン、ダイヤモンドカットとブラッシュドメタルのスタンド、HDMI 2.0接続も備えています。
12インチMacBookをお持ちなら、接続オプションに関してさらに興味深い点が出てきます。12インチMacBookの大きな不満点の一つは、ポートの少なさで接続が制限されることです。オフィス環境でUSB Type-C対応モニターをお使いの場合は、ポートの少なさはそれほど問題になりません。
H7 シリーズ モニターの価格は 499.99 ドルから始まります。
Acerに加え、USB Type-C接続のモニターオプションを提供する新たなプレーヤーが登場しました。LenovoのThinkVision X24 ProとThinkVision X1は、この中国メーカーがUSB Type-C接続を搭載した2つの新モニターです。X1のメリットは真の4Kモニターであることで、MacBookのRetinaディスプレイの解像度をそのまま画面に映し出すことができます。27インチなので4Kではなく5Kであればもっと良かったのですが、私は特に不満はありません。
これはモニター業界における避けられないトレンドの始まりであり、12インチMacBookをお持ちの方はきっと興奮するはずです。これらのモニターのどちらか、あるいは両方をラボに持ち込んでレビューしたいと思っています。H7シリーズモニターは来月発売予定なので、それほど長く待つ必要はありません。