フィナンシャル・タイムズの最新報道によると、アップルは新しいモバイル決済システムに関して、前例のない契約を締結したという。契約条件に詳しい情報筋の話として、同紙はアップルがApple Payの利用100ドルにつき15セント（0.15%）の手数料を得ることになると報じている。
Appleが新しいPayサービスで大きな利益を上げることは周知の事実だったが、具体的な数字を聞くのは今回が初めてだ。「前例のないことです」と、PayPalとGoogle Walletの元エンジニアであるディクソン・チュー氏は言う。「GoogleにはできなかったことをAppleが交渉できたというのは、いささか驚きです」
長年の憶測を経て、Appleは先週火曜日のiPhone 6メディアイベントでApple Payを発表しました。この新サービスにより、お客様は新型iPhone、そして将来的には新型Apple Watchを使って、実店舗とオンラインの両方で商品やサービスの代金を迅速かつ安全に支払うことができます。
このサービスは、American Express、MasterCard、Visa、そして主要銀行6行のサポートを受け、米国で10月に開始される予定です。店舗に関しては、Macy's、Bloomingdales、Wallgreens、Duane Reade、Subway、McDonaldsなど、22万以上の小売店がApple Payに対応するとAppleは発表しています。
[フィナンシャル・タイムズ]
