Appleは、開発者がアプリに直接関係する重要な変更について、随時アップデートを提供しています。本日のアップデートでは、ヘルスケアアプリに関する内容をご紹介します。
Appleは月曜日に専用開発者ポータルを更新し、HealthKitにいくつかの変更があることを開発者に通知しました。投稿された通知では、HealthKitヒューマンインターフェースガイドラインが更新され、対応アプリにおけるApple Healthアイコンの使用に関するガイダンスが追加されたことが開発者に通知されています。Apple Health関連用語の使用に関する新しい編集ガイドラインと、プライバシーとデータの使用に関する新しいガイドラインが追加されました。これは、COVID-19の感染拡大防止に向けた新たな対策を展開するAppleにとって、潜在的な懸念事項となっています。
HealthKitを使用すると、Appleヘルスケアアプリと連携することで、アプリはユーザーに有益な健康関連の分析情報を提供できます。更新されたHealthKitヒューマンインターフェースガイドラインには、アプリ内でのAppleヘルスケアアイコンの使用に関するガイダンス、Appleヘルスケア関連用語の使用に関する編集ガイドラインの強化、そしてプライバシーとデータ使用に関するガイドラインの明確化が含まれています。
しかし、それだけではありません。Appleは、HealthKit対応アプリを開発する開発者が、アプリ内で「Works with Apple Health」バッジを使用できるようにしています。これにより、開発者はAppleのHealthKitや公式ヘルスケアアプリに対応していないアプリと、自社アプリを迅速かつ容易に差別化できるようになります。開発者は今すぐバッジをダウンロードし、使用に関する新しいガイドラインを確認できます。
「Works with Apple Health」バッジがご利用いただけるようになりました。HealthKit対応アプリのプロモーションにも「Works with Apple Health」バッジをご利用いただけます。バッジをダウンロードし、マーケティングコミュニケーションにおけるバッジ使用のガイドラインをご確認ください。
バッジの外観は次のようになります。
これらの変更は、2020 年 4 月 20 日月曜日より実施されています。