Legizmo Kincaidが一部のPatreonサポーター向けにリリース、脱獄不要

1週間ほど前、私たちは、Legizmo Kincaidと呼ばれる開発についてお伝えしました。この開発により、脱獄していない人でも、watchOS の新しいバージョンを実行している Apple Watch と、iOS の古いバージョンを実行している iPhone をペアリングできるようになります。

Legizmoは様々な形態で提供されていますが、主に脱獄用の微調整ツールとして提供されており、脱獄ユーザーが新しいApple Watchを古い脱獄済みファームウェアとペアリングできるようにします。Kincaidプロジェクトは、TrollStoreの永久署名機能を活用し、watchOS 9を含む新しいバージョンのwatchOSと、脱獄されていないiOS 15.0～15.1.1とのペアリングを可能にする、この種のものとしては初めての開発です。

もちろん、Legizmo Kincaid は脱獄者にも利用可能です。

金曜日、Legizmoのリードデベロッパーであるlunotech11氏が公式Discordチャンネルで、Legizmo Kincaidのテストランがアルファ版とベータ版のPatreonメンバーに配布されたことを発表しました。これは、待ち時間の間開発者を支援してくれた一部のメンバーが初めてLegizmo Kincaidを試すことができたことを意味します。

Legizmo Kincaidは現在、一般公開前に不具合を修正するためのベータテスト段階にあります。実際、これは良い兆候と言えるでしょう。開発者はその後のDiscordでの発表で、2022年モデルのApple Watchの通知に関するバグが発見されたと述べています。

Legizmo Kincaidは明らかに非常に人気のあるリリースであり、特に多くの人がiOS 15.0～15.1.1でOdysseyチームによる脱獄版リリースを待ち望んでいることから、その人気は高まっています。つまり、そうでなければこれらのユーザーは新しいApple Watchを購入して使用することができなかったでしょう。Legizmo Kincaidの人気の高さを考えると、開発者はPatreon限定のベータ版の漏洩について他のユーザーに警告せざるを得ませんでした。

Legizmo開発チームは、すべてのバグが修正された後、まだアクセスできない残りのPatreonプランのユーザーにもLegizmo Kincaidをリリースする予定です。現在、Legizmo KincaidにアクセスするにはPatreonを利用するしかありません。アルファ版は月額7.50ドル、ベータ版は月額4.50ドルです。

プロジェクトの最新情報は、LegizmoのDiscordチャンネルに参加することで入手できます。もちろん、iDBも定期的にアップデートを提供します。

Legizmo Kincaid を利用して、新しい Apple Watch と古いバージョンの iOS をペアリングする予定はありますか？ ぜひ下のコメント欄でお知らせください。