水曜日のウォール・ストリート・ジャーナルによると、アップルは米国の銀行と、ペイパルのベンモ・プラットフォームに対抗する全く新しい個人間のモバイル決済サービスについて協議中で、早ければ2016年にもサービスを開始する可能性があるという。
進行中の協議に詳しい関係者によると、現時点では、いずれかの銀行がiPhoneメーカーと契約を結んだかどうか、また、噂されているサービスが銀行業界の既存のインフラとどのように結びつくのかは不明だという。
「検討中のサービスにより、消費者はアップルのデバイスを通じて当座預金口座から受取人に送金できるようになる」と報告書には記されている。
「このサービスは、顧客が携帯電話でクレジットカードやデビットカードで支払える同社のApple Payシステムにリンクされる可能性が高い」と作家のロビン・サイデル氏は書いている。
Apple CEOのティム・クック氏は本日、インディペンデント紙の取材に対し、Appleは銀行業への参入を望んでいないと述べた。「もはや誰も銀行になりたがらない」とクック氏は述べ、「そして私たちも銀行になりたくない」と付け加えた。
出典:ウォール・ストリート・ジャーナル