スマートフォン、そしてモバイル電子機器全般の世界では、薄さが最優先です。かさばるデバイスを持ち歩きたい人はいません。それでは「ポータブル」と呼ぶ意味が薄れてしまいます。
iPhone 4では、Appleは「スリム」というコンセプトを全面に押し出し、世界最薄のスマートフォンと称しました。15ヶ月経っても、Appleがなぜこの主張を撤回しないのか、不思議に思ったことはありませんか？それは、その主張が未だに揺るぎないからです…
皆さんが何を考えているか分かります。Androidは昨年、かなり薄型のデバイスをいくつかリリースしました。中でも最も注目すべきは、なんと8.71mmという薄さを誇るSamsung Galaxy S IIでしょう。
でも、コーディさん、iPhone 4の厚さが9.33mmなのに、なぜ今でも最薄なのですか？TechCrunchは、英国広告基準局による新たな判決について次のように説明しています。
ASAは、iPhoneの最も厚い部分がGalaxy S IIの最も厚い部分よりも薄いため、Appleが引き続きその称号を主張する権利があると裁定しました。Samsungはおそらくこの判決に満足していないでしょう。SamsungのGSIIは、一部厚い部分を除けば大部分が薄く、Appleは（少なくとも英国では）スリムで洗練されたデザインの提唱者としての地位を維持できるのです。
平たく言えば、Galaxy S II のトランクにはちょっとしたゴミが詰まっているようなものです。実はこの方法は、デバイスを極限までスリムにしたいけれど、必要な電子機器を全部収納できないというテクノロジー企業がよく使う手法です。
MacStoriesが指摘しているように、ASAが平均厚さではなく、最も厚い部分で測定しているのは興味深いですね。どちらの方法に賛成かは分かりませんが、どういうわけか最も厚い部分で測定する方が理にかなっているように思えます。
どう思いますか？
