アップルは、最近のバッテリー問題でブラジルで苦境に立たされている。ロイター通信によると、ブラジルの消費者問題を担当する政府機関がアップルに対し、ブラジルのiPhoneユーザーがより低価格でバッテリー交換品を購入できる理由を説明するよう通知したという。
ブラジルで最も裕福で人口の多いサンパウロ州の機関プロコンSPは声明の中で、アップルに対し10日以内に情報を提供するよう通知したと述べた。
当局は、アップルの従業員が通知書への署名を拒否したが、プロコンは同社に通知済みとみなしたと述べた。
当局はアップルが従わなかった場合に何が起こるかについては言及しなかったが、消費者に損害を与えた企業に対し罰金を科したり、法的措置を提案したりする権限を持っている。
この件についてまだご存知ない方のためにご説明しますと、Appleは先月、バッテリーの劣化が進んだ旧型のiPhoneモデルのパフォーマンスを制限していたという主張を認めました。同社はこの件に関する透明性の欠如を謝罪し、バッテリー交換の割引プログラムを速やかに開始しました。
出典：ロイター
