AppleのAirPodsはiPhoneユーザー以外にも絶大な人気を誇っており、他社もこの流れに乗りたがるのは当然のことです。そこで登場するのが、Appleの完全ワイヤレスヘッドホンの直接的なライバルとなるMicrosoftです。
もちろん、Microsoftはワイヤレスヘッドホンの分野で全くの無知というわけではありません。同社は2018年にオーバーイヤー型のSurface Headphonesを発表しており、これは同社にとって人気の選択肢となっています。しかし、今回がMicrosoft初のインイヤー型完全ワイヤレスヘッドホンであり、MicrosoftはAppleの市場支配をある程度奪おうとしていると言えるでしょう。
まず第一に、このイヤホンは市場に出回っているほとんどのインイヤーヘッドホンとは見た目が違います。AirPods とは全く違います。この点がMicrosoftの存在感を高め、実際に目にした時に話題になる可能性も高いでしょう。
Microsoft( The Verge経由)によると 、Surface Earbudsは「今年後半」に発売され、価格は249ドルになるという。ワイヤレス充電ケース付きでも、AirPodsと比べるとかなりの値上がりだ。
しかし、その価格に見合うだけの機能を搭載している点がMicrosoftの強みです。ワイヤレスイヤホンにそれぞれマイクが搭載されているため、通話時のノイズを若干低減します。バッテリーケースを併用すれば、Surface Earbudsのバッテリー駆動時間は24時間にもなるとMicrosoftは謳っています。
ヘッドホン本体のタップコントロールでメディア再生やデジタルアシスタントの操作ができます。さらに、Surface EarbudsにはAndroidユーザー限定のもう一つの機能があります。
「Androidでは、数回タップするだけでSpotifyが開き、その瞬間にぴったりの音楽が再生されます。画面は必要ありません」とマイクロソフトのロビン・セイラー氏は述べた。Surface EarbudsはMicrosoft Officeとの統合も実現しており、プレゼンテーション中にリアルタイムで字幕を表示したり、タッチエリアをスワイプするだけでPowerPointのスライド間を移動したりする機能も利用できる。
マイクロソフトはこれをオフィスに最適なアクセサリと謳っており、前述の機能を踏まえると確かにその通りです。さらに「一日中快適に使える」という謳い文句は、一日中オフィスにいる予定のない潜在的な購入者にも訴求できるかもしれません。
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