ウォルマートは、成長を続ける動画ストリーミング市場でより大きなプレーヤーになりたいと考えている。Deadlineによると、同社は現在、テレビ業界のベテラン幹部であるマーク・グリーンバーグ氏と協力し、中流階級の視聴者層に合う番組を提供する新たなオンラインサービスを立ち上げようとしているという。
この新事業はまだ初期段階にあり、同社から正式な承認を得ていないとのことだ。今後の展開については、夏の終わりか秋の初めまで決定されない見込みだ。かつてShowtimeとHBOで幹部職を務めたグリーンバーグ氏は、昨年Epixを退任した。
ウォルマートがサービスを立ち上げると仮定すると、Hulu、AT&T、そしてもちろんNetflixやAmazonといった鎬を削る競争に加わることになる。Appleも2019年からオリジナル番組の配信を開始すると予想されている。
関係者によると、ウォルマートが新たなビデオストリーミングサービスを提供する場合、価格はおそらく低く、大都市以外の地域をターゲットとすることになるだろう。
ウォルマートが動画ストリーミング事業に参入するのは今回が初めてではない。2010年にはオンライン映画ストリーミングサービスのVuduを買収している。この事業は、現在検討されている新たな事業とは連携しない見込みだ。
Deadline によると、提案されているウォルマート チャンネルがオリジナル コンテンツを制作するのか、既存の番組のライセンスを取得するのか、あるいはその両方を行うのかは不明だという。
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