Appleは火曜日、登録開発者向けに、近日リリース予定のWatchOS 2ソフトウェアアップデートのベータ2をリリースしました。38mmおよび42mmのApple Watchモデル向けの新しいベータファームウェアに加え、iOS 9 Developer Previewのアップデート版もリリースされました。ビルド番号は13A4280eです。
これまでのところ、iOS 9 ベータ 2 では次の変更が確認されています。
アプリの削除 - iOS 9では、ソフトウェアアップデート用のスペースを確保するために、アプリを一時的に削除できるようになりました。iOSソフトウェアアップデートが完了すると、削除されたアプリとその設定およびデータが自動的に復元されます。
Podcasts — Apple の Podcast アプリではアプリ アイコンが刷新され、アプリ自体の外観も若干変更されています。
画像はMacRumorsフォーラムより。
継続性 — iOS 9の再設計されたマルチタスクビューでは、Handoffが左端の「カード」として利用できるようになりました。この機能は、iOS 9の最初のベータ版ではiOS Appスイッチャーでは利用できませんでした。
画像はMarvinより。
低電力モード —この機能の文言が若干変更されました。低電力モードによって「パフォーマンスが低下する」と明記されていたのに対し、更新された文言では「iPhoneをフル充電できるまで一時的に電力消費を抑える」とされています。さらに、この機能がオンになっている間は自動ダウンロードが無効になることも明確にされています。
iPadキーボード — Appleの新しいiPadキーボードには、コピー/ペーストボタンの代わりに、新たに「元に戻す/やり直し」ボタンが追加されました。コピー&ペーストのショートカットは引き続き利用可能で、テキストブロックを選択すると表示されます。
ニュース設定 -標準設定アプリの iCloud セクションに、Apple News の同期を有効にするプレースホルダー トグルが追加されました。
Safari —「設定」>「Safari」に、タブバーとお気に入りバーの切り替えボタンが別々に追加されました。Safariでコンテンツブロッカーを有効化および管理するオプションは、設定アプリから削除されました。
検索 -より多くの結果が生成されるだけでなく、iOS 9 ベータ 2 の Spotlight 検索では、[設定] > [一般] > [検索] に、検索結果から特定のサードパーティ製アプリを除外できるセクションが追加されました。
Apple Watch アプリ - iOS 8.2 の一部として含まれていたコンパニオン Apple Watch アプリが Watch に改名されました。
新しい watchOS 2 ベータ 2 は、iOS 9 Developer Preview を実行している iPhone 上の Apple Watch Companion アプリ内のソフトウェア アップデート機能を通じて、無線アップデートとして最初のベータ版を実行している時計に展開できます。
同様に、設定アプリの「一般」セクションで「ソフトウェア・アップデート」を選択することで、以前のビルドを実行しているデバイスに iOS 9 ベータ 2 を無線でインストールできます。
watchOS ベータ 2 および iOS 9 ベータ 2 のスタンドアロン インストーラーは、開発者向けポータルである Dev Center を通じて Apple Developer Program のメンバーに提供されます。
WatchOS 2は今秋、iOS 9と同時にリリースされる予定です。
このソフトウェアは、夜間モード、カスタムのサードパーティ製コンプリケーション、2つの新しいウォッチフェイス、タイムトラベルモード、改良されたミュージックアプリ、そしてもちろんウォッチハードウェア上で直接実行され、センサーにアクセスし、Taptic Engineなどを活用するネイティブアプリなど、Appleのウェアラブルデバイスに数多くの機能を追加します。
iOS 9 は最適化に重点を置いているため、ユーザーはパフォーマンスの向上とバッテリー寿命の 1 時間延長、あるいは新しい低電力モードを使用するとさらに長くなることが期待できます。
iPad では、iOS 9 により、正確なカーソル配置モードを備えた大幅に改善されたキーボード、アプリ固有のオプションの追加行、まったく新しい Slide Over、Split View、Picture in Picture モードによるアプリの並列表示が実現します。
iOS 9では、「App Thinning」と呼ばれる機能により、アプリとiOSファームウェアのアップデートのサイズが小さくなりました。iOS 9のその他の機能としては、メディア添付、箇条書きリスト、描画機能を備えた大幅に改善されたメモ、乗換案内機能付きのマップ、強化されたメール、プロアクティブ機能を備えたよりスマートなSiri、Spotlightのおすすめ機能、追加のコンテンツソースなどがあります。
iOS 9 は、iOS 8 をサポートするすべてのデバイスで実行できます。新しい iOS 9 および watchOS 2 ベータ版に加えて、Apple は開発者向けに OS X El Capitan の 2 番目のベータ版、Xcode 7 ベータ 2、OS X Server 5.0 ベータ 2、Apple Configurator 2.0 ベータ 2 もリリースしました。