Appleは月曜日、登録開発者向けに、iOS 10.3、watchOS 3.2、tvOS 10.2のソフトウェアアップデートとなる第2ベータ版を配布しました。iOS 10.3 ベータ2(ビルド14E5239e)、watchOS 3.2 ベータ2(ビルド14V5214d)、tvOS 10.2 ベータ2(ビルド14W5231d)は、以前のベータ版と適切な構成プロファイルを備えたデバイスに展開できるようになりました。
最新のベータ版は、iOS 10.3 が開発者テスト用にリリースされてから 2 週間後、watchOS 3.2 の最初のベータ版の 1 週間後にリリースされました。tvOS 10.2 ベータ 1 は 1 月 24 日にリリースされました。
iOS 10.3: AirPodsを探すなど
iOS 10.3には、AirPodsユーザーが置き忘れたイヤホンの位置を特定できる機能など、多数の新機能と内部的な調整が含まれています。さらに、iOS 10.3のコード内に片手操作用のフローティングiPadキーボードが発見されましたが、このソフトウェアアップデートが一般公開された際にすべてのユーザーが利用できるようになるかどうかは不明です。
iOS 10.3では、サードパーティ製アプリがアップデートを必要とせずにホーム画面上のアイコンを動的に更新できるようになることが判明しました。この機能により、アプリはホーム画面のアイコンを通じて様々な状態を伝えることができるようになります。例えば、アプリ内課金を通じてフルバージョンにアップグレードすると、アプリのアイコンも変更される可能性があります。
iOS 10.3 の改善点の完全なリストについては、こちらの記事をご覧ください。
watchOSのシアターモード
watchOS 3.2 では、Apple Watch に新しいシアターモードが導入されます。
コントロール センターの新しいトグルから起動するシアター モードでは、Apple Watch がサイレント モードになり、いずれかのボタンまたは画面を押すまで画面が暗く表示されます。
watchOS 3.2 では、シアター モード以外にも、Siri を使用してお気に入りのウォッチ アプリを制御できるため、音声だけでメッセージの送信、支払いの実行、乗車の予約、ワークアウトの開始、連絡先への電話、写真の検索などを実行できます。
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Apple は今朝、Xcode 8.3 ベータ 2 (ビルド 8W120l) もリリースしました。
先週、同社は登録開発者に対し、2017年2月13日より、サーバーベースのGame CenterプレイヤーID認証用の新しい証明書が利用可能になると通知しました。以前の証明書の有効期限が間もなく切れるためです。証明書をキャッシュしているアプリや証明書のURLをハードコードしているアプリは、アップデートが必要になる場合があります。