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シャープは9.7インチiPadスクリーンの生産を削減すると報じられた

シャープは9.7インチiPadスクリーンの生産を削減すると報じられた

iPad 3(iPhotoティーザー)

ロイター通信は今朝、シャープがiPad用スクリーンの生産を削減しているという報道を発表しました。同通信は業界筋2名を引用し、シャープが日本の亀山工場におけるiPad用9.7インチスクリーンの生産をほぼ停止したと報じています。

この減速が季節的な需要変動によるものなのか、それともAppleのiPad miniへの消費者の関心の高まりによるカニバリゼーションによるものなのかは不明だ。いずれにせよ、クパチーノの同社が部品発注を削減したという報道は今週2件目となる。

ロイター通信は次のように報じている。

シャープは、需要がより小型のiPad miniに移行しているため、アップルのiPad向け9.7インチスクリーンの生産をほぼ停止していると、2つの情報筋が語った。

シャープの生産計画に詳しい業界筋がロイター通信に語ったところによると、中部地方の亀山工場にあるシャープのiPadスクリーン生産ラインは、アップルの在庫管理に伴い2012年末から徐々に減速し始めていたが、今月はラインを稼働させ続けるために最低限の水準にまで落ち込んだという。

Appleはシャープに加え、最大のサプライヤーであるLGディスプレイとサムスンからもタブレット用ディスプレイを購入している。レポートによると、サムスンの生産量は今月大きな変化はなかったものの、LGのiPad用パネル生産量は前四半期から減少しているとのことだ。

ロイターの報道は、ウォール・ストリート・ジャーナルが、アップルが予想を下回る需要を理由に先月iPhone 5の部品発注を削減したと報じてから1週間も経たないうちに報じられた。この報道はテクノロジー業界に大きな波紋を呼び、アップルの株価は500ドルを割り込んだ。

このニュースは、2010年以来初めて、日本での年末商戦でiPadの売上が他のタブレットに上回ったという報道の翌日にも発表された。アジア市場調査会社である日経新聞は昨日、12月中にGoogleのNexus 7がAppleのタブレットを4%上回ったと主張した。

iPad事業の動向は、来週Appleが前四半期の業績報告と次四半期の業績見通しを発表することで明らかになるだろう。アナリストは、Appleが年末商戦期に2,000万台から2,500万台のタブレットを販売したと発表すると予想している。

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Milawo
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