本日、Appleが新型スマートスピーカー「HomePod」を開発中との報道が出回っていました。Appleが販売を中止した初代HomePodの後継機というだけでなく、画面とカメラをある程度搭載するとのことです。
そして今、その噂にさらに花を添えるかのように、本日新たな情報が流れています。iOS開発者のスティーブ・モーザー氏（MacRumors経由）によると、AppleはtvOS 14.5のベータコードを最近確認したところ、いくつかの重要なフレームワークを追加しており、将来的に新機能のサポートが期待されるとのこと。具体的には、iMessageとFaceTimeの両方のフレームワークがベータコードに追加されているとのことです。
さらに、Apple は画像のキャプチャに直接関係する AVFCapture フレームワークも追加しました。
さて、AppleがHomePod（そしてHomePod miniも）に重要な変更を加えたことをご記憶でしょうか。当初iOSベースだったこのスマートスピーカーは、2020年初頭にtvOSに移行しました。技術的にはまだiOSベースですが、この移行はHomePodがiOSではなくtvOS向けに特別に設計された異なるAPIをサポートできるようになるため、重要です。
そうは言っても、FaceTimeとiMessageをサポートするフレームワークの追加は、Appleが将来、おそらくHomePodブランドで、iMessageとFaceTimeの両方を新しい方法でサポートする未発表のスマートスピーカーを開発中であることを示唆しているのかもしれません。例えば、スクリーンとカメラを備えたHomePodなら、これは非常に便利でしょう。
今回発見された新しいフレームワークは、HomePodとHomePod miniが既に一般ユーザー向けにサポートしているものとは異なる点に注目すべきです。各スマートスピーカーは既にFaceTime Audioをサポートしていますが、これらの新しいフレームワークはそれぞれ独自のものであり、今後より広範なサポートが提供される可能性を示唆しています。
最後に、スクリーンとカメラを搭載した新型HomePodが登場するという当初の報道では、新型スマートスピーカーは「間もなく」登場するとも報じられていました。つまり、Appleが何かを発表するまでにはまだ時間があります。それでも、Appleがスマートスピーカーのアイデアをまだ諦めていないのは喜ばしいことです。たとえ、HomePod本体を犠牲にしてまで、スマートスピーカーが登場したとしても。
