Appleは先週、新型iPhoneとiPodに加え、新しいヘッドホンも発表した。「EarPods」と名付けられたこのアクセサリーは、同社によると開発に3年以上を費やしたという。
本日、iFixitのチームが恒例のヘッドフォン分解を行い、詳細な調査結果レポートを公開しました。ご想像の通り、その内容には興味深いものも含まれていました…
Appleの新しいEarPodsは、外見は全く新しいデザインに見えるかもしれませんが、内部はiFixitによると「他のイヤホンとかなり似ている」とのことです。スピーカーはシングルドライバー設計で、Appleは今回、通常のプラスチックではなく紙製のコーンを採用したようです。
良い点は、紙製のコーンは耐久性が高く、破損しにくいことです。Appleはリモコンの耐久性も向上させ、サポートケーブルを太くし、耐水性も向上させました。
マイクとリモート部分について:
EarPodsのリモコンのマイクには「2F17 045」という刻印があります。このマイクはiPhone 5に搭載されている3つのマイクのいずれかに似ているのでしょうか？ また、「TI25ASGVI 079」という刻印のある別のICも発見しました。Chipworksは、これはTexas Instruments製のADC、あるいは音量調節用のデバイスではないかと考えています。
iFixitによる分解記事の全文は、こちらでご覧いただけます。EarPodsの内部構造に関するより詳しい情報と写真が多数掲載されています。分解に興味があるなら、iFixitほど頼りになるサイトはありません。
EarPods自体については、初期レビューはあまり芳しくありません。ほとんどの人が、このヘッドホンは前モデルよりも明らかに優れているものの、同価格帯のイヤホンには及ばないと考えているようです。
