App Drawerは、脱獄済みのiPhoneにAndroid風のアプリケーションドロワーを追加する新しい脱獄ツールです。ホーム画面の複数のページやフォルダに散らばることなく、インストール済みのすべてのiOSアプリケーションを一箇所で表示したい方に最適です。
iPhone専用の脱獄アプリはiOS 8とiOS 9に対応しており、脱獄済みのiPadにはまだ対応していませんが、iPadへの対応は計画されているとのことです。App Drawerが提供する機能について詳しくご紹介します。
インストールすると、ホーム画面にアプリドロワーの新しいアプリアイコンが表示されます。このアプリアイコンは「アプリ」というシンプルなラベルが付いており、デバイスにインストールしたアプリを開くためのランチャーインターフェースとして機能します。
中央にアプリドロワーアイコンを配置することのメリットは、デバイスのホーム画面上のどこにでも移動できることです。つまり、アプリドロワーをドックに簡単に移動させ、どこからでもアプリに簡単にアクセスできるということです。
もちろん、App Drawerを使えばランチャーに表示されるアプリをカスタマイズできます。標準設定アプリからApp Drawerの設定画面を開くだけで、カスタマイズ内容を確認できます。ユーザーは設定画面でシンプルなトグルスイッチを切り替えるだけで、非表示のアプリやお気に入りのアプリを選択できます。
アプリドロワーのアイデアは気に入っていますが、実際に使ってみると、改善すべき明らかな欠点が1つあります。それは、アプリケーションとお気に入りのセクション間のスワイプジェスチャーがないことです。現状では、お気に入りと標準アプリケーションを切り替えるにはそれぞれのヘッダーをタップする必要があり、スワイプジェスチャーほど直感的ではありません。
App Drawerの開発者であるGuillermo Moran氏は、iPadのサポートやホーム画面のアプリアイコンのカスタマイズといった追加機能を近日中に提供することを約束しています。App DrawerはiOS 9でこの種の機能を求めている人にとっては素晴らしい機能ですが、ランチャー内の2つのセクション間をスワイプで切り替える機能の追加は間違いなく必要です。
App DrawerはCydiaのBigBossリポジトリで1.99ドルで入手できます。試してみたら、ぜひコメント欄で感想をお聞かせください。