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FTC、プライバシー懸念で子供向けアプリを調査

FTC、プライバシー懸念で子供向けアプリを調査

米国連邦取引委員会は昨日、子供向けモバイルアプリに関する報告書を発表しました。App StoreとGoogle Playマーケットプレイスの両方で配信されている子供向けアプリを調査した委員会は、プライバシーに関する懸念への対応がここ数年ほとんど行われていないことを明らかにしました。これらのアプリは依然として、保護者の承諾なしに、あるいは保護者の許可なく、子供のデータを収集し、共有しています…。

FTCレポートより(MacRumors経由):

職員は数百本の子供向けアプリを調査し、アプリストア内の各アプリのプロモーションページ、アプリ開発者のウェブサイト、そしてアプリ内に記載されている情報開示情報とリンクを確認しました。報告書によると、「ほとんどのアプリは、アプリを通じて収集されるデータに関する情報を一切提供しておらず、収集されるデータの種類、収集目的、そして誰がデータにアクセスできるのかといった情報も提供していませんでした。さらに懸念されるのは、多くのアプリがデバイスID、位置情報、電話番号といった特定の情報を、保護者に開示することなく第三者と共有していたことです。さらに、多くのアプリには、広告、アプリ内購入、ソーシャルメディアへのリンクといったインタラクティブな機能が含まれていましたが、ダウンロード前に保護者に開示されていませんでした。」

政府が子供向けアプリ開発者の意図に疑問を呈したのは今回が初めてではありません。昨年、FTC(連邦取引委員会)は、ゲーム情報に誤解を招く内容が含まれていたためにiTunesで1,000ドル以上の請求があったという保護者からの報告を受け、Appleのアプリ内課金プラットフォームを調査しました。子どもたちは、保護者に知られることなく、99.99ドルで1,000個のマジックチェリーを現金で購入するなど、様々な行為を行っていました。このことが、iOS 4.3のセキュリティ変更につながりました。

プライバシーに関しては、モバイルデバイスにおけるプライバシーの問題は以前から認識されていました。この問題に対処するため、Appleは最近iOS 6に新機能を導入し、ユーザーがどのアプリが個人情報を求めているのかを理解できるようにしました。また、開発者による侵入的なUDIDの使用を禁止し、ユーザーが広告トラッキングを制限する手段も提供しています。しかし、明らかに依然として大きな懸念事項が残っています。

親の皆さん、お子さんが iOS デバイスを使っているときのプライバシーについて心配していませんか?

Milawo
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