
写真アプリは、フォトライブラリ内の写真に位置情報のメタデータが付加されている場合、写真の撮影場所を追跡できます。インターネットから保存した画像にも、位置情報が埋め込まれている場合があります。
多くの人が知らないのは、写真の位置情報データを偽装して、まるで別の場所で撮影されたかのように見せかけることが可能だということです。このチュートリアルでは、社内開発のアプリ「Exif Metadata」を使って、1分以内で写真の位置情報を偽装する方法をご紹介します。
GPS位置情報のメタデータは、画像ファイルにアクセスできる人なら誰でも閲覧できます。モバイルデバイスやパソコン上のほとんどの写真閲覧ソフトウェアはこのメタデータ情報を表示します。自分のデバイスでは自分だけが閲覧できると思っていても、ファイルを送信した相手も自分のデバイスでこの情報を閲覧できます。
iPhone または iPad で写真が撮影された場所を表示するには、フォト ライブラリから画像ファイルを開き、写真を上にスワイプして詳細を表示します。

ご覧のとおり、写真が撮影された場所の情報と地図が「場所」ヘッダーの下に表示されます。
冗談で、あるいはプライバシーを守るために、写真のGPS位置情報を偽装したい場合もあるでしょう。一方で、カメラアプリの位置情報サービスへのアクセスを無効にすれば、写真に位置情報が保存されるのを防ぐことができます。そのため、後者の議論はより無意味になります。
一方、ユーモアのセンスが溢れて「ねえ見て!コロラドに行った時に自由の女神像の写真を撮ったんだよ!」とジョークを飛ばすような人になりたいなら、ぜひとも…写真の場所を偽装しましょう。
「なぜ?」と聞く人には、「なぜダメなの?」とだけ答えます。
画像の位置情報メタデータを偽装するには、App Storeから無料でダウンロードできるExifメタデータが必要です。iPhoneまたはiPadにアプリをインストールしたら、以下の手順に従ってください。
1)ホーム画面から Exif メタデータ アプリを起動します。
2) 「 + 」アイコンをタップして写真ライブラリを開き、位置情報を偽装したい写真を選択します。写真と、位置情報を含むすべてのメタデータ情報が読み込まれます。
3)「場所」ヘッダーの下で、「場所の編集」を選択します。
4)偽装したい場所を入力するために検索を開始します。または、画像のメタデータに記録したい場所までピンを地図上でドラッグし、指を離すこともできます。完了したら、「保存」をタップしてください。

5)写真アプリを開くと、新しく保存した画像ファイルには、元の位置情報ではなく、Exifメタデータから設定した新しい位置情報が表示されるはずです。この例では、自由の女神像はコロラド州デンバーのダウンタウンにあります。

位置情報を偽装した写真を他の人と共有すると、その人も自分のデバイスでその写真を閲覧するたびに、偽装された位置情報を見ることになります。元のファイルを送信していないため、元の写真が実際にどこで撮影されたのかはわかりません。
まとめ
写真の位置情報の偽装を誰もが必要とするわけではありませんが、もし必要になった時に偽装する方法があることを知っておくのは良いことです。結局のところ、知識は力ですから。
脱獄していれば、デバイスのGPS位置情報を偽装することも可能です。これにより、アプリは実際にはいない場所にいると認識してしまいます。
写真を撮る場所を偽装することはありますか?その理由、あるいは偽装しない理由を、ぜひ下のコメント欄で教えてください。