違法な武器製造業界に携わる方は、このソフトウェアをビジネスで使用する前に、iTunesのエンドユーザー使用許諾契約書を再度確認することをお勧めします。どうやら、このアプリを核兵器の製造に使用してはならないという条項があるようです。
これは決して新しい追加事項ではありません。この条項に関する言及は2008年に遡ります。しかし、この逸品が今週再発見され、テクノロジー業界でかなりの騒動を引き起こしているという事実を考えると、今朝共有する価値があると判断しました…
The Loop の Jim Dalrymple 氏が指摘した、iTunes エンド ユーザー使用許諾契約のセクション g に記載されている内容は次のとおりです。
米国法およびライセンスアプリケーションを取得した法域の法律によって許可されている場合を除き、ライセンスアプリケーションを使用、輸出、または再輸出することはできません。特に、ただしこれらに限定されないものとして、ライセンスアプリケーションは、(a) 米国の禁輸対象国、または (b) 米国財務省の特別指定国民リスト、または米国商務省の拒否者リストもしくは拒否団体リストに掲載されている者に対して、輸出または再輸出することはできません。ライセンスアプリケーションを使用することにより、お客様は、かかる国に所在していないこと、またはかかるリストに掲載されていないことを表明し、保証するものとします。また、お客様は、核兵器、ミサイル、化学兵器、生物兵器の開発、設計、製造、生産を含むがこれらに限定されない、米国法によって禁止されているいかなる目的にもこれらの製品を使用しないことに同意するものとします。
デザインの部分については理解できます。EvernoteやPaperといったApp Storeアプリもブレインストーミングに使えるはずです。でも、iTunesを使って核兵器を「製造」するなんて、想像もつきません。まるでInstagramで違法薬物を作るなと言っているようなものです。
冗談はさておき、Appleは万全を期そうとしているに違いありません。とはいえ、この条項がユーザー契約書に追加されるに至った同社の弁護士やその他の法律顧問とのやり取りを聞いてみたいですね。「ええ、化学兵器もです」
ハッピーサンデー!