コンセプトビデオを見て、「すごい、なぜAppleはこれをやらないのだろう?」と思うことがあります。UIデザイナーのMax Rudbergによるシンプルなマルチタスクジェスチャコンセプトがまさにその例です。
iPadは4本指スワイプやピンチムーブなど、iOSの操作に高度なジェスチャーを複数提供していますが、iPhoneには操作をはるかに容易にする基本的なジェスチャーのサポートがまだ欠けています。Rudberg氏のコンセプトは、iPhoneでiOS 5のマルチタスクバーにアクセスする方法を刷新するという、非常にシンプルなアプローチを採用しています。
iPadでは、4本指で上にスワイプすればいつでもマルチタスクバーにアクセスできます。また、横にスワイプすれば開いているアプリ間を移動できます。iPhoneで4本指で上にスワイプするのは少し不便に思えますが、同様のジェスチャーが使えるようにするべきです。
[チューブ]http://www.youtube.com/watch?v=KXXy0g_mJdc[/チューブ]
Rudberg氏のコンセプトはあまりにもシンプルで、思わず頭を抱えてしまいます。iOS 5では、ユーザーはiPhoneの画面下部から1本指で上にスワイプするだけで、どこからでもマルチタスクバーにアクセスできます。このアクセス方法は、現在のホームボタンのダブルタップよりもはるかに直感的です。
Appleさん、なぜこのジェスチャーをまだ実装しないのですか? シンプルなものが本当に大きな違いを生むこともあるんです。
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