Appleは、Apple Watch用の新しいマグネット式バンドを開発中です。このバンドはスタンドや保護ケースにも変形します。AppleInsiderが最初に報じたこのプロジェクトは、 木曜日に米国特許商標庁が公開した特許出願で明らかになりました。
「磁気リストバンド」と名付けられたこの発明は、柔軟な素材で作られた2本のストラップからなるミラネーゼスタイルのバンドを採用しています。これらのストラップには、様々な極性パターンで埋め込まれた一連の磁石が備わっており、それらが一風変わった、しかし便利な方法で相互作用することを可能にします。
下の図は、内蔵マグネットを使ってWatchバンドの利便性を高める2つの方法を示しています。左の画像は、下部のストラップを巻き上げてスタンドとして使用しているところです。マグネットの重量と強度を考えると、このスタンドはしっかりと固定できるでしょう。
右の画像は、両方のストラップを折りたたんでApple Watchを囲む保護ケースのような形状にし、画面と重要な心拍センサーを保護する様子を示しています。コンパクトなサイズにより、バッグやポケットへの収納も容易になります。
特許出願には、磁気バンドを使ってApple Watchをコンピューターケースなどの磁性面に一時的に固定する機能など、他の使用例も記載されています。このタイプの収納により、ユーザーはApple Watchを装着していない時でもデバイスに素早くアクセスできます。
他の特許と同様に、この発明が製品化されるかどうかは不明です。しかし、もしAppleがそのようなバンドの開発を完了しているのであれば、3月に開催されるApple Watchの発表イベントは、それを披露するのに最適な場となるでしょう。
出典:USPTO、AppleInsider経由