Appleは、近々配信予定のストリーミングサービス向けにオリジナル映画を制作するため、インディーズエンターテイメントスタジオA24と提携している模様。Variety誌は昨日、両社の初プロジェクトはソフィア・コッポラ監督、ビル・マーレイと『ザ・オフィス』や『パークス・アンド・レクリエーション』のラシダ・ジョーンズ主演の長編映画になると報じた。
「オン・ザ・ロックス」と題された本作は、以前『ロスト・イン・トランスレーション』などでタッグを組んだコッポラ監督とムレイ監督が再びタッグを組む作品となる。コッポラ監督は、『ヴァージン・スーサイズ』『マリー・アントワネット』『ブリング・リング』といった作品でも知られる。
この映画は、ニューヨークでの冒険の途中で、大物プレイボーイの父親と再会する若い母親を追う。
撮影は来月ニューヨークで開始される予定で、A24とコッポラ監督にとっては『ブリング・リング』に続いて二度目の提携となる。コッポラ監督とマレー監督の提携が他のスタジオから大きな反発を招いていることを考えると、今回の買収はAppleにとって初の長編映画製作にとって大きな収穫となるだろう。
コッポラは自身が執筆した脚本で監督を務め、ユリー・ヘンリーと共にプロデューサーも務めると報じられている。ミッチ・グレイザーとロマン・コッポラが製作総指揮を務める。
まとめ: Appleのオリジナル番組とシリーズ一覧
11月、Variety誌は、AppleがA24と複数年契約を結び、今年後半に開始されると思われるAppleの次期ビデオストリーミングサービスで独占配信される一連の映画を制作する契約を交わしたと報じた。
写真:ギヨーム・コレット/Sipa/REX/Shutterstock