ティム・クック氏は数々のインタビューで、アプリこそがテレビの未来だと語ってきました。Appleのマーケティング部門はこの言葉を真摯に受け止めているようで、本日YouTubeチャンネルでApple TVの新しい広告スポットを5本公開しました。これらの広告では、Appleは様々なクリエイターによるコンテンツとゲームの両方を紹介しています。
全ての広告は、アプリの起動から実際のアプリが表示されるまで、洗練された導入部分で展開されます。Apple TVのユーザーは登場せず、アプリ自体のコンテンツのみに焦点を当てています。
最初の広告は、ディズニー・インフィニティのスター・ウォーズ最新アップデートを特集しています。ご存知ない方のために説明すると、ディズニー・インフィニティとは、ディズニー、マーベル、そしてスター・ウォーズのキャラクターが登場する様々な商品を購入できるサービスです。特にこの広告では、スター・ウォーズの名曲まで使用されており、素敵な演出となっています。
https://www.youtube.com/watch?v=adOqiAnu9FA
2つ目の広告は、Apple TV向けのHBO Nowを紹介しています。3月にAppleの「Spring Forward」イベントで発表されたHBO Nowは、基本的にケーブルテレビ会社を経由せずにHBOを視聴できるサービスです。この広告には人気テレビ番組「ゲーム・オブ・スローンズ」のワンシーンが使われており、冒頭で色とりどりの映像の背後にドラゴンが舞い飛ぶという巧妙な演出が光ります。
https://www.youtube.com/watch?v=TIv1_e4tuec
3つ目の広告は、大ヒットレーシングゲーム『アスファルト8』をフィーチャーしています。Apple TV向けにいち早くアップデートされたゲームの一つで、付属のリモコンを使いたくない人のためにゲームパッドにも対応しています。車が色を突き破り、道路に色を撒き散らすエフェクトは、今回も実に素晴らしい演出です。
https://www.youtube.com/watch?v=V3cFYaTXQDU
次の広告は、映画とテレビ番組のストリーミングサービスであるNetflixをフィーチャーしています。今回取り上げられているコンテンツは、Netflixのテレビ番組「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」です。Appleのカラーが再び使用され、牢獄の鉄格子へと分割され、その後完全に消えていきます。
https://www.youtube.com/watch?v=xiKkrjI7gCc
最後の広告は「クロッシーロード」をフィーチャーしています。このゲームは、9月にAppleが新型Apple TVを発表したイベントで紹介されたという特別なプロモーション効果がありました。今回は、ニワトリが勝利を目指して渡ろうとする道の色彩が表現されています。
https://www.youtube.com/watch?v=a8onbgdq8cI
Appleはこうした広告攻勢によって、新しいApple TVにアプリが搭載されていることが購入の決め手であることを視聴者に強く訴えようとしているようです。これらの広告についてどう思いますか？
